鋼の錬金術師を知っているか。
ついさっき(この文章を書き始めたとき) まで掲載されていた記事が、 冒頭まで読んだだけでもアレだったのでもう自分で書く。
とりあえずハガレンの話をさせてくれ。
アニメ1期の話をさせてくれ。
でも内容的にネタバレを避けたいから10年ほど前の作品ではあるけどふんわりと紹介させてくれ。
ネタバレに配慮しろ!!!ということではなく、知らない方がびっくりできるからまだ一期を観たことが無い人は楽しみにしててほしい。
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「鋼の錬金術師」は私の世代だと「知ってる?」と聞くのもためらうような、 凄まじい作品だ。
ダークファンタジーコミックの金字塔と言っても間違いがない。
原作の話はWikiが詳しいからそれを読んで欲しい。誰が書いたのかはしらんが凄まじい情報量だ。
文字を読む体力がなければキャラクターブックでも読んでほしい。
アニメと原作とで設定は異なるものの、基本のキャラクター像や階級、所属や出身、地名などは追加はあれど大きく変更はされていないはずなので、
どこかで単語だけでも拾ってから各種媒体を見ると混乱が少なくていいかもしれない。
強めにかいつまんで話すと、
失った母親を作り直そう、取り戻そう、とした二人の兄弟( めちゃくちゃ頭がいい)が
錬金術の禁忌である人体錬成(人間を構成する材料を集めて肉体の作成と魂の呼び戻しを持って蘇生とする行為)を行い、
結果は「引き戻す」ことには成功したが、 弟は眠ることもできない、 ぬくもりも感じない鎧の姿に魂を宿すことに。
そして兄は二度目で右腕まで失い、失った箇所を鋼の義肢で補い、失ったものを取り戻すための旅を始めたって感じです。
あらすじが下手なので信じらんないくらい冒頭しか説明できなかっ た。でもこう言う動機でエルリック兄弟という二人は旅をします。
漫画は単行本サイズで27巻、完全版で18巻。
ほか、 ノベライズが原作の番外編にあたるくらいの内容のものが6巻、 ゲームが4冊(たぶん)
各種ガイドブックも発売されている。
ゲームは残念ながら1期時点ではPS2なのでプレイするにはPS2が必要だと思う。
小説では細かい感情の説明なども読めて面白いしゲームのノベライズは1冊で完結なので是非読んでほしい。
私はハガレンが好きなだけで詳しい訳じゃない。
間違いがあったら指摘して欲しい。 不思議と書いてると気づかないのでなにかしら間違えると思う。
この記事は「1期」についてなので、 これ以降の内容はすべて1期を指すものである。
前提として、化け物のようなアニメだ。
このアニメが製作された時期というのは、まず2003年。
連載開始が2001年。連載先であった「月刊少年ガンガン」 はその名の通り月刊誌。つまり単純計算で年に12話の掲載だ。
完結したのは2010年。つまり、話の冒頭も冒頭、 まだ真相的なところには触れもしていない段階だった。
その時点でアニメ化という謎の大英断が下されたアニメだ。
「何故もうちょっと待てなかったのか」と言うのが正直なところだが、今思うと待った所でどこまででも切れる気がしない。誰が判断したんだこれ。
放送枠は土6、放送は週に1回。
どれだけ薄く引き伸ばしてもどのみち原作は完結どころか、 これから途方もない世界と冒険が始まるところだった。
( アームストロング少佐の姉や、 イシュヴァール人以外の人種が介入してくる部分も未登場だった)
そして、原作者、監督、いろんな人の考えと意向の上で、
原作とはまったく違うアニメが作られた。
それがアニメ「鋼の錬金術師」だ。そういう風に記憶している。
原点である「エルリック兄弟が犯した禁忌」 という部分は変更されていないが、
ただ、原作とまったく違う展開、結末。賛否は当然あっただろう。
それでもあの「ガンダム」と肩を並べるほどのヒット作となった。どれだけ凄かったのかを人に説明する上ではこれが分かりやすいと思う。
視聴率とか受賞歴などはwikiを見て欲しい。 引用していいのかわからなかったので・・・
原作との違いはあげればキリがない。
そもそものホムンクルスの成り立ちや、行動原理、 それを操る存在もまたアニメのために作り直されている。
荒川先生に聞けば多分設定は引っ張ってこられただろうけど、全部作りなおしてある。
作り直して、作り直した先でまたドラマが枝別れしているからひれ伏すしかない。
賢者の石の立ち位置もまた違う。
アニメでの賢者の石(及び紅い石)には、「なんてこった・・ ・」と思った。
とにかく、なにもかもが違うのだ。
当時の原作ファンもこれで離れていく人もあれば、 このアニメ切っ掛けで原作を読んで違いに愕然とする人もあれば、
昨今のアニメ化や実写映画化にありがちな「 名前と設定を借りた別物」ではない。
別物であることは間違いない。ただ紛れもなく「鋼の錬金術師」そのものであった。
ここまで設定を変え、 アニメオリジナルのキャラを大量に登場させ、 誰も予想できなかったであろう決着と結末を迎えたアニメをほかに は知らない。
それでも破綻せずむしろその鋭利さとしっかりとした足場を保った ままで走りきり、原作と平行して進み、 未来へ繋いだ素晴らしく凄まじいアニメだ。
兄弟も、この漫画も間違いなく世界を動かした。
兄弟の約束が何なのか、どうなったのか、それは是非「 シャンバラを往く者」までで見届けて欲しい。
個人的には救いも未来もある結末で、「私たちが見届ける事が出来る物語」としての 完結ではあるが、「彼らの終わり」ではない結末だったように思う。
あとアルフォンス・ ハイデリヒの声優の欄を見てひっくりかえってほしい。
駄目だシャンバラのロイとハイデリヒの事考えると頭がおかしくなる。頭が小学生に戻る。
ハイデリヒに困った顔で優しく叱られたい。
そして「FA」と呼ばれる原作準拠の2期、 その幕間の物語を描く「嘆きの丘の聖なる星」、 ここまですべてが配信されている。
つまり、何かしらのインターネットに接続できる端末があればいつでもどこでも好きな時に好きなタイミングでハガレンを見る事ができるのだ。
アマゾンプライムは初月無料、 翌月からは課金が始まるが400円という単発コースがある。
以前は年間契約だったが月単位での契約が可能になったためもっと手軽に利用できるだろう。
自宅で見るという選択肢は、あなたがもっと自由に、もっと豊かなハガレンライフを送る手助けをしてくれる。
アマゾンプライムの回しものでは無い。むしろこれで登録する人が本当に出たらもうけもんである。超高速参勤交代もあるから観てくれ。
お勧めのロイ・マスタングはシャンバラの終盤でかつての・・・っとこれ以上あの儚げな三十路の魅力を語るとネタバレになっちまうぜ。へへ…
話は変わるが、
私の膝の上にはいま、二次元界隈で人気の「もちころりん」 シリーズの鋼の錬金術師バージョンが乗っている。
これがまたサンリオとのコラボで尋常じゃなくかわいい。
なんなら一緒にお花見も行った。形状が円柱に近いため安定しているのがいい。
この調子でBOXでもバラでも積むから是非シャンバラVerで、
眼帯ありのロイとかハイデリヒとかハボッ クとかホークアイまで入れてまた作って欲しい。お願いします何でもしますから
・・・じゃなくて、
鋼の錬金術師は原作の漫画2001年に連載開始、
連載終了は2010年だ。実に8年前のことだ。
このグッズが出ていまうちにあるのは、 確かに2017年末公開の実写映画の勢いと利益が見込めたからかもしれない。
実写映画のおかげで数年ぶりに、書き下ろされたエドに会う事が出来たのも事実だ。
ただ、そこに行き着くまで、
この作品が社会現象となり某テーマパークでイベントが開催されたり、
アルフォンスの鎧をマジで作ってしまうようなおおきなおともだち等 が全国、いや全世界に生まれたのは、
まず原作、 そしておそらく多くのファンを獲得する最初の大きな切っ掛けとなったアニメ1期があったからと言えるのではないだろうか?
受け取り手それぞれに好みや好き嫌い、 そしてそのなかにも程度があるだろう。
ただ、 ファンやこれから門戸を叩くかもしれない人の前で、いずれかの作品や媒体を押し上げたいがために何かをを貶めるようなことをしていい筈がない。
そもそも問題となった記事の提供元が記事を取り下げた揚句
「ここを見てたツイッターのみんな!じゃあおめーらが納得のいく記事を書いて寄越せよ!コンペして勝った奴に金やるからよ!」と取れる、
謝罪もクソもない文章を簡単にアップし、公式とされるツイッターにも同じようなノリの文章でツイートをしていた。
アニメ・出版社などを通しての掲載であったかどうかも怪しい。素人が企業ごっこをして作った記事なら程度が低くてもまあ…
…許されるわけねー!!!!!オメー!!!せめてWiki丸コピくらいの内容にしろよ!!!
久々に仕事以外でキレちまったよ!!絵も描かずにさァ!!!こうやってさあ!!!はてなブログでガン切れしてんのよ!!!
適当な記事書いて作品名で釣ってアフィ収入が目的かァ!??!?!ってサンダー持って乗り込みたい気分だった。
1921のリアルミュンヘンの様子が知りたくてドイツ語の辞典を引きながら本を読んだ。馬鹿だったなあの頃。まず学校の勉強しろよ。
記事を消されたので最早どこがどうと指摘することもできないが、
とはいえ、私もつい最近表だって再燃した身、ほぼ感情にまかせて書いてしまったため
間違えたとしても、私は少なくとも記事を消して逃げたりはせず、 間違えを訂正して学びたい。
ハガレンはいいぞ。
とりあえずそう言いたかった。
なんなら7月7日に午前・夜と2度も「シャンバラを往く者」 がアベマTVとかいうハイテクなサイトで無料放送されるらしい。
もし、 それまでにアニメの視聴や原作の読破が間に合わなかったとしても 、
そしてゆくゆくはロイ・マスタングの色気で人生を狂わされてくれ。
じゃあな!
推しの舞台見に行ったらやっぱ乱気流に揉まれた
【この記事は投稿したつもりになって完全放置していた記事です。本文中の時間感覚が狂ってますが気にしないで下さい】
一泊二日でこんなにゆったりした遠征、実に三ヶ月ぶりでは・・・
年頭に行ったといえば行ったんですけど、 まあ一泊二日とは名ばかりの滞在時間24時間の弾丸遠征だったの で
今回みたいに買い物したり遊んだりっていうのは久々だった。
今めっちゃ元気。 歳には勝てず疲れが残ってる気もするけどメンタルがハイ。
遠征二日目は日本橋から池袋へ移動して、推しの舞台へ。
元々連載開始から最終回まで通して連載で読んでた作品だったので 前知識を入れる必要もなく、気楽に観にいけてよかった。
前日にJ-WORLDでコラボメニューも飲めたし、 推しの特典カードもゲットしたし、カンバの交換も決まったし、 こんなに順調でいいのかと不安になるレベル・・・
いける予定ではなかったので色々と急に手配したんですけど、 財布は傷んだけど充実感がすごい。
休み決まった瞬間に「クソッ!!コンビニ行って支払うヒマねえ!!」ってクレカ切ったからクレカ請求が尋常じゃなかった。(払った)
推しとはこんなにも心を豊かにしてくれる。二次元でも、2. 5でも、三次元でも。
とりあえずサンシャイン劇場を目指して池袋をウオオオオ・・・ と移動したけど、彷徨えど彷徨えど劇場にたどり着かない。
ホストちゃんは地方公演含めて一切行けなかったのでサンシャイン 来たことなくて・・・
あ、あれー・・・? 前日にフロアマップを確認したらこんなはずでは・・・
時間に余裕を持って行ったけど背中にいやな汗をかいた。 めっちゃ奥じゃん!!!!
サンシャイン劇場って、池袋って間口の幅で税金取ってんの!?! ?ってレベルで奥にある。
まあ余裕で間に合ったのでいいけど・・・ ブロマイドも豪華版パンフも買えたからいいけど・・・
推しは今回、 話の内容的に登場少ないんだろうなとは思ってたけどグッズも少な いとは恐れ入った。
ブロマイド一種だよ!?!??!?!
しょうがない、しょうがないんだ。孤高だから。 コンビブロマイドも、学校セットも、 組める相手がいないから仕方が無いんだ。
ブロマイドはとりあえず常識の範囲で買う・・・
結構人が並んでると、バックが大きい舞台であっても「 ここでまとめ購入して後から並ぶ人が買えなかったらどうしよう」 と思うと積めないですよね。
「できない」「手に入らない」が本当に嫌なんで・・・
自分がまず目の前で在庫10のうちの10を買い占められて一発で 手に入らなくなったことがあったのでつい考えちゃう
運よく通路席だったので開場前に猛烈な渇きに襲われても着席遅れても申し訳ないことにならなくて 済みました。
舞台セットが、SASUKEの「反り立つ壁」 のようなものが4つ?両側に設置されていて、 多分舞台後方は傾斜がついていて、
今回は19列という1F後方での観劇だったんですけど見えにくい ことも、 特に前の人の頭が被るって事がまったくなく舞台全体が観れて良い 席でした。
実際にバスケットボールを使って演技してるんですけど、 ブロックミスでボールが飛んで行く飛んで行く( 私が見た回は1回だった気がする)
「ボールが飛んできます」「決して舞台に投げ返さないで」 と本編冒頭で指示があり、 客席に飛んでいったボールは尋常じゃない速度で黒子さんが回収に 来る。
パス回しのシーンも演者さんが軌道上にちゃんと手を固定するので ボールがどこにあるのかが判って、展開を逃すことがない。
作中に出てくる「ボールが消える」という演出が、 どうするのかと思ってたら本当にボールが消えて、 理解するまでに二回を要したんだけど、
シュート姿勢でボールから指が離れるってところで、 シュート姿勢の演者の背後にいた黒子が指先から後方にむかって落 とされたボールを即回収してるんだね・・・
「反り立つ壁」は演者さんがジャンプに使ったり、 それぞれの壁の間からボールが出てきたり、 逆にシュートの時にボールを投げ込んだり、
袖は一体どうなってるんだ・・・!?
「これが本当の黒子のバスケか・・・!!!!!」 と勝手に感動してました。
チームメイトも、ボールを消す役も、 なんだってやっちゃうところ、好き・・・
推しは今回の演目の内容上、やっぱり全体的な出番、 出演時間で言うと少ない。ただ存在感が、なんだろ、 確立していてとにかく
推しだけど推しじゃない!誰だ!赤司だ!!!!ワーッ!?!?? !って原作を思い返しながら感動していた
推しは憑依型なんだろうな・・・最高じゃん・・・
推しも冒頭とラストに出てきて踊ってたんですけど、 最初に見た推しよりも断然進化していて、(進化して当然、 とかそういうのはいい。この進化を感じて欲しい)
カテコでなんとなくキャストの地が出てきながら話をしてる中でも キャラのまま立ってたんですよね。(推し贔屓でごめんね、 推ししか見えてない)
胸に手を当ててお辞儀をするところも「アア~!!!」 ってなるくらいでした。わかってくれ。
初めて推しを観たときに「なんだ・・・ひよこみたいだな・・・」 って思ってたのが正直なところなんですけど、
いや、二年も経つと優雅さも技量も身について、 舞台ごとにまったく別の生き物になるという、もうなんだろ、 とにかく観客を大いに楽しませてくれる存在になった。
推しをデビュー直後とかから役者として応援している人はこの変化 、進化、は本当に何にも変えがたく、とにかく感動だろうなあ・・ ・
ただ!!!!!!!!!!
今回の!!!!!!!!内容!!!!!!!!
私の!!!!!!!!!!!原作での推しが!!!!!!!!!! 推しがね!!!!!!!!!!!!
木吉くんっていうんですけど!!!!!!!!!! 最高な話のところでね!!!!!!!!!!
サイッコーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!! !!!!!
「推しの出番少ないだろうな」を補って余りある!!!!!!!! !!サンキュー!!!ストロングハート!!!!!!!!!!
ほんとに・・・来てよかった・・・もう・・・ほんと・・・ きよし・・・
この役者さんのことはあまり存じていないんですが、すごい木吉・ ・・すごいい・・・
もうよくわからないままに、 休憩時間に席を飛び出してブロマイド買いに行った・・・きよし・ ・・
推しを観に来たのにまさか木吉パワーで心を洗われるとは・・・
「休憩何分ほしい?」「・・・100分休憩です!!!!」 の後に休憩が来たって一瞬わからなくて「あれ?舞台終わった?」 って思って焦った(アホ)
むっくん役の人はほんまにでかい・・・壁だ・・・
いや・・・でも・・・いやっ・・・ええもんみた・・・うん・・・ すごい・・・これ・・・おお・・・
結構無茶なプランニングで来たけど本当に来れてよかった・・・
まだ公演期間あるので特に細かく今言えることはないんだけど行けるなら行って欲しい。
もうこの後ウアアアアアーーー!!!! って強風吹きすさぶ池袋を駆け抜けて、
もういみがわからん。なんで私が遠征する時ってこんなに天気悪いん???
台風だった。劇場行く前に同人ショップで買いこんだ十数冊の同人誌が入った袋が正面からの風を受けて揺れてた。
地下の土日祝日限定の荷物預かりサービスから荷物を回収してウオ オオオオー!?!?!?! って勢いで羽田に行ってグワアアアーーッ!!! って飛行機離陸したからやっぱりギリギリの旅でした。 乗り間違えたらアウト。
機内サービスでホットを頼んだ事を100%後悔する揺れで尻が16個に割れながらのフライトでしたが無事に帰宅できました。
すまないね東京の皆さん、私が来ると98% の確立で天候を荒れさせてしまうね。 もしくは酷暑にしてしまうね。
地元に帰ってきたら地元は地元で吐いた息が真っ白になるほどに極 寒で笑いました。なんだこの気温。
「東京さむいかも~」つって持ってきて完全に荷物になってたバカでかいストールだかマフラーだかみたいな奴、地元に帰って来てから首に巻いた。
ああ、行けてよかった。しかも行きたい興行を2本、 行きたかったショップもいけて、欲しかった物も手に入って、 ブラインドも大勝利、
多くを望んで行った旅ではなかったけど幸運すぎて怖い。
つ、つぎは超歌劇のリリイベです。ヒーッ!今度も帰りは弾丸だ! 地元に着いたらそのまま仕事!
でも黒子の地方と凱旋も諦めては無いのでなんだかんだ良いながら もオタクライフは続いていくのであった。