ダブルピース日記~推しに健やかであってほしい~

脳直で物を言う地方在住の半茶の間。2018年は遠征できないので何も口を出す権利がありません

鋼の錬金術師の画集がほしい

鋼の錬金術師の画集が欲しい
 
 
画集が、欲しい
アニメ1期の
 
ビジュアルブックというか、それまでの版権絵が収録されたムック本はアニメ1期当時に3冊の分冊で発行されている(ありがたい)
ガイドブック等にもピンナップだったりスポット収録で掲載されているものもある。
鋼の錬金術師の人気は当時も凄まじく、
ブロマイド、ポスター、ラミネートカード(!?)トレーディングカード、フォトコレクション、ラムネ、スナック菓子、ウエハース、とにかく大量に商品が出た
トレーディング系は本編や掲載イラストの流用だったがカードラムネは特に書き下ろしが多数含まれていたように思う。
 
雑誌掲載もPASH、アニメージュアニメディアニュータイプ日経エンタテイメントほか増刊や別冊雑誌など多数に掲載され、
細かいカット等を省いたとしても相当な量の掲載が放送前~放送後、劇場版公開前後に掲載されたものだと思われる。
10年以上前の雑誌を回収しきれるわけも無く、いつからいつまで掲載されていたのかも当然特定はできない。
そして2009年あたりのBOX発売に合わせての雑誌掲載もあったらしい(この頃私は離れていたのでわからない)
 
ムック本に収録されていない絵は膨大にある。
ムック本発売・編集の時期以降に発表されたイラストはおそらくまるごと収録されず、再掲もされず、歴史の彼方へと消えていっている。
バレンタインあたりに掲載されたシャンバラのロイ&エドの背中合わせ私服ピンナップとか、眼鏡特集のとか、
兄弟の絵を見て楽しげにしているアメストリス一同とか、ifのロイと兄弟の邂逅ピンナップとか、いっぱいあるでしょ・・
 
も、もったいない!!!!!!!!!!
もったいないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
私はあの時小学生だった。でも今は違う。働いて、浪費家なりに金が手元にある。
今!!!!!!!!!!!!今だよリバイバルするの!!!!!!!!!!!!!!
グッズを復刻とまではいかなくていい、無理だろういろんな意味で!!!!!!!!!!!!
新商品出してくれるのもいい!!!!!!!!ありがとうハボックをサンリオにしてくれて!!!!!!!!
今!!!!!!!!!1期の版権集!!!!!!!!今出して!!!!!!!!!!!
 
もう分厚いやつでいい!!!!!!背割れの可能性を考慮して最低でも3冊は買うし
分冊でもいい!!!!!!!!!!購入数は変わらん!!!!!!!!!!
観賞用、保存用、保存用だから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
お願いしますアニプレックスさん・・・
商品リクエスト・・・出したけど・・・お願い・・・
 
当時のアニメスタッフさんたちの魂の一筆が、
十年以上経過しても、実写化の勢いがあったとしても、今でもこんなにもファンがいて、
欧州で発売された高額フィギュアもあの個数売り切れたじゃないですか・・・
ファンはいるんですよ・・・
未来もいい、新しいものもいい、
でも原点をもう一度見せてくれ・・・
 
原画がないとかデータがないとかなんですか・・・そうなんですか・・・
出して下さいよ・・・
この不朽の名作のファンに・・・
金を搾るなら今だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
 
 
あっ
あとこれだけ言わせて・・・
公式サイトを残してくれていて本当にありがとう・・・
小学生の時にインターネットに繋いで公式のグッズページを見ながら一生懸命にお小遣いを計算した記憶が戻って来た・・・
好き・・・
原画展福岡通うから・・・夜露死苦・・・
 
 

おっぱいとちんちんの話しかできねえ

 
おっぱいのことしか話せねえ
 
 
「あれから三年かあ」という記事をひとつ前で書いたが、
私も、重要なポストについているわけでも世界を揺るがす任務を負っているわけでも無いながらにわかったことがある。
 
大人になるとおっぱいとちんちんのことしか話せなくなる。
 
気が狂ったわけではない。一応、平常だ。
 
 
というのも、SNSは鍵をかけてもかけなくても、自分以外にフォロワーがいる時点で通気孔がある状態になる。
仕事の愚痴を言いたくても、実在する会社や人物相手の事が言えないのだ。
「備品買いにいかなきゃ」とか「残業」とか「ドアの立て付けが異様に悪い」とかは言える。
ただ、「隣の席の奴の足が臭い」とか、「取引先の条件が厳しい」とか、より煮詰まった愚痴は言いづらい。
個人の特定やそれ以降の被害を考えると、匿名のオタクである以上は言わない方が賢いだろう。
 
まだ発表されていないキャンペーンや、未掲載の原稿、社外秘、こんなものは当然言えない。
情報の締め具合をわかっている知人のみや同僚のみの鍵アカウントとかならいけるだろう。駄目だけど。
 
ただ、普通のオタクのアカウントでそれをやると、「ここだけの話」や、企業間でのやりとりを簡単に不特定多数の前に晒せる人なんだなと思う。新刊出します詐欺よりもこれは致命的だ。
新刊なら出せばいいが、失った信用は戻りづらい。
 
日常ツイートを見ていれば、私生活や普段なにやってんのかわからない人ほど、人をまとめる立場にあったり家庭があったりなどする。
年齢と比例するかどうかは、人の年齢を調べてまで付き合ったことがないのでわからないし知る必要もない。
 
とりあえず、ソシャゲとおっぱいとちんちんの話をよくする人は「黙っていられる」そんな人たちだと認識している。
だから私はソシャゲとおっぱいとちんちんの話をしている人に謎の信頼感がある。
その三つは割りと裏切らないし、一定の楽しさがあるし、なんか楽しい。
 
まあクソみたいな現実よりふかふかボインのおっぱい、
嫌な上司より受けちゃんの可憐なちんちん、
目にも麗しく遊んでも楽しいソシャゲの話をしたいだけなのかもしれないが、
とりあえず言えないことと言っちゃいけないことが多い人ほどおっぱいとちんちんの話をする傾向にあると言っても間違いではないと思う。あと推しの話をすると思う。
 
この世のどこかに、おっぱいとちんちんとソシャゲで守られる精神や身元や情報があると思うとちょっと面白い。
何が落とし穴になるか分からないが、何が防護壁になるかもわからないものだ。
そんなことを叶姉妹のインスタグラムでおっぱいをを拝見しながら考えていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

いまも眠い

眠い めちゃくちゃ眠い
出勤前に眠気覚ましに書いている。
これ投稿するのは仕事終わりか休憩時間だろうから、正気の自分が推敲してくれるのを祈るしかない

 
薄い色素がよく似合う推しが頭にかわいい角をつけて舞台に立つ日だが、私は朝から晩まで仕事だ
休みも調整もしていい、できると言われるが、状況を見るともう本当に予定は何も立てられないと思った。
無い袖は振れぬ、居ない人員は回せぬ、見てない推しは語れぬ、推し以外のことも話そうと思う。

 
幕末Rockのファイナル宣言は置いておいて
もうあれから三年が経過したのだなと気づいた
 
元々、人より誕生日が半周遅いので加齢の感覚が薄く、最近は物忘れもひどいので自分の年齢や生年が出てこないことがある。
先日、生年月日を記入することがあり一生懸命に学校の修了年度などを計算していた。
それで、「ああ、もう三年か」と気づいたのだ。
 
確か、2015年だったろうかと思い返す
初めて東京や大阪に遠征をしたあの年から、7月でまる三年が経過する。
つまり、幕末Rockと出会ってからも三年だ
 
よくもあんなフットワークで動けたものである。
かなりの無茶をしたな、夜行バスとか乗ったな
ディズニー帰りのクソ女どもが座席をフルで倒しやがってあわやエコノミークラス症候群、といった場面に持ち前の脚力で対抗したな(押し返した)、とか、五分で顔面塗ったな、とか同人誌をスーツケースに詰めすぎて重量オーバーしたな、とか初対面の人間に火山灰渡したな、とか楽しい思いでばかりだ
 
三年、長いのか短いのかわからない
何歳までに結婚、出産、といった目安や目標を元来持っていなかったため、特に焦りもない。
残りの寿命は気がかりだが、ほっときゃ突然死も長生きもするものだ。知らん。
 
三年と言えば中学高校ならもう入学から卒業までしてしまうだろう
 
長くフォローしている人が結婚したり、お子さんが歩き出したり、かと思えば深刻な病気をしていたり、体力がない、休みがない、休職した、転職した、新しいジャンルに目覚めた、バンドや俳優沼にはまり飛び回っている、かと思えば変わらず原稿で修羅場をくぐっていたり様々だ。
 
私は急に体力が落ちた。
一日に心残りがあるのか夜更かしに拍車がかかって早くには眠れなくなったし生活のリズムも変わった。
健康診断の数値が正常なのが不思議だ。健康ではあるらしいから気分の問題なのかもしれない。
嗅覚と聴覚が鋭くなって、耳障りなことや臭いで気分を悪くすることも増えた。かと思えば複数の音を聞き分けられなくなったりした。
視力は測定できる上限オーバーを維持しているのに、スポットライトの点滅に目が追い付かないから余計に推しが白く輝いて見える。
心臓は相変わらず変なところで脈拍を出してるし、頭痛には相変わらず鎮痛剤が効いてくれないから般若のような顔で作業したりしている。そこは据え置きしなくてよかった。
当社比ではあるが急激に太ったりして体も重たい。
これが加齢かあ、となんの根拠もない納得をしたりする。
 
それから、ある時期を境目に以前の絵にあったような細かいものが描けなくなった。
細いペンを思った通りに使えなくなり、強くペンを握れなくなった。
それまでにもう一生ぶんの線を引いてしまったのかと思いもしたが
それでも絵が書きたいから手に負担の少ない筆ペンへと持ち変えて原稿をした。
荒れた線を見せてすまないとも思ったがやっぱり本の形で人に読んでほしかった。
 
しかし同人誌を描かなくなり、イベントに出なくなって
同人誌を作って出す、と言う場で顔を会わせていた面々とも会わなくなった。
 
元来、知人と友人、知っている人と友達の境目の判断をしづらく思っていて、
「私はこう思っているけど相手は違うかもしれない」思うと人に近づいて親密にしたりできない性質なので、同人の人たちともさほど多く交流していたわけではない。
ただイベントに行けば居る面子だったので、
「会う」というには届かなくともとりあえず姿を見ていないのが寂しい。
 
こういった縁の多くは、退会やブロックで切れてしまう縁かもしれない。
それは当然だ。切るも、繋がるも、誰からも咎められることも止められることもない。それは普通のことだ。
それでも、何からでも、オタクとしての体力切れからでも忙しさからでも、好意を持って見ていた人たちがそっと薄く離れていくのは寂しい
現実での友人にもなかなか会って遊べないのだ。
現実をいきる生身の人間が動かしているものである以上しょうがないことも当然ある。
経歴や利害や金銭の絡まない、趣味での付き合いは楽しく深くて気楽な反面、いつ終わるかわからないし希薄だ。
 
災害だって、病気だって事故だってある。
ある日突然全てにログインしなくなって消息不明になるかもしれない。
私がそこから先を追う術はなく、そこでおわりだ。
生きているのがしんどいかもしれない
何かを抱えているかもしれない
別にそうじゃないかもしれない。
多分これから先、どんどん会えなくなって消えていって離れていく。
 
でも長生きして欲しい。そんでまたどっかで一緒にオタクしたい。
これは私の勝手な考えだ。本人たちの意思はしらない。
長生きと短命の境目はまだ今生においては死んだことがないからわからない。
ただ、とりあえず私の知っているオタクの皆さんは要所要所で元気でいて欲しい。
もうネット上で、ビッグサイトで、山手線で、池袋で、劇場で、どっかしらでとりあえず生きてることだけでもわかればいい。
 
得たものもたくさんある
動き続けるネット界隈での動きかた、企業との連絡の取り方、問い合わせ、各種手配、人と食事を同席する時のこと、移動時間の取り方、予定のたてかた、金銭のやり取り、もの作り、
一気に人間に近づいた気がする三年間だった。
関わってくれた非日常のみなさんには、日常の人たちよりも多くのことを教わった気がする。ありがとう。
 
「生まれ変わってもRockしようぜ」とはかつて私を号泣させた台詞である
ワードだけ見ると、未来への希望か、現実への諦めか、呪縛か、誓いか、様々な意味があるように思う。
 
まあ、生まれ変わるまでいかなくていいから、どっかでまたRockしようぜ
 
そんなことを考えながら今日を過ごしている
 
眠い
一日が
48時間なら24時間は働くから12時間寝て12時間好きなことする
 
 
 
 
 
 
 

鋼の錬金術師を知っているか。

ついさっき(この文章を書き始めたとき)まで掲載されていた記事が、冒頭まで読んだだけでもアレだったのでもう自分で書く。
というかLTEからWi-Fiに切り替わってページ更新された瞬間に読みかけだった記事が消えて謝罪記事になってて笑ったんですけど、
 
とりあえずハガレンの話をさせてくれ。
アニメ1期の話をさせてくれ。
でも内容的にネタバレを避けたいから10年ほど前の作品ではあるけどふんわりと紹介させてくれ。
ネタバレに配慮しろ!!!ということではなく、知らない方がびっくりできるからまだ一期を観たことが無い人は楽しみにしててほしい。
 
 
鋼の錬金術師」は私の世代だと「知ってる?」と聞くのもためらうような、凄まじい作品だ。
ダークファンタジーコミックの金字塔と言っても間違いがない。
 
原作の話はWikiが詳しいからそれを読んで欲しい。誰が書いたのかはしらんが凄まじい情報量だ。
文字を読む体力がなければキャラクターブックでも読んでほしい。
アニメと原作とで設定は異なるものの、基本のキャラクター像や階級、所属や出身、地名などは追加はあれど大きく変更はされていないはずなので、
どこかで単語だけでも拾ってから各種媒体を見ると混乱が少なくていいかもしれない。
 
強めにかいつまんで話すと、
失った母親を作り直そう、取り戻そう、とした二人の兄弟(めちゃくちゃ頭がいい)が
錬金術の禁忌である人体錬成(人間を構成する材料を集めて肉体の作成と魂の呼び戻しを持って蘇生とする行為)を行い、
その行為への代償として兄は左足を、弟は全身(肉体そのもの)を、そしてそのすぐ後に弟を取り戻すために兄はもう一度錬金術で今度は弟を取り戻そうとする。
結果は「引き戻す」ことには成功したが、弟は眠ることもできない、ぬくもりも感じない鎧の姿に魂を宿すことに。
そして兄は二度目で右腕まで失い、失った箇所を鋼の義肢で補い、失ったものを取り戻すための旅を始めたって感じです。
 
あらすじが下手なので信じらんないくらい冒頭しか説明できなかった。でもこう言う動機でエルリック兄弟という二人は旅をします。
漫画は単行本サイズで27巻、完全版で18巻。
ほか、ノベライズが原作の番外編にあたるくらいの内容のものが6巻、ゲームが4冊(たぶん)
各種ガイドブックも発売されている。
ゲームは残念ながら1期時点ではPS2なのでプレイするにはPS2が必要だと思う。
小説では細かい感情の説明なども読めて面白いしゲームのノベライズは1冊で完結なので是非読んでほしい。
 
 
私はハガレンが好きなだけで詳しい訳じゃない。
間違いがあったら指摘して欲しい。不思議と書いてると気づかないのでなにかしら間違えると思う。
 
この記事は「1期」についてなので、これ以降の内容はすべて1期を指すものである。
 
前提として、化け物のようなアニメだ。
このアニメが製作された時期というのは、まず2003年。
連載開始が2001年。連載先であった「月刊少年ガンガンはその名の通り月刊誌。つまり単純計算で年に12話の掲載だ。
完結したのは2010年。つまり、話の冒頭も冒頭、まだ真相的なところには触れもしていない段階だった。
その時点でアニメ化という謎の大英断が下されたアニメだ。
「何故もうちょっと待てなかったのか」と言うのが正直なところだが、今思うと待った所でどこまででも切れる気がしない。誰が判断したんだこれ。
 
放送枠は土6、放送は週に1回。
どれだけ薄く引き伸ばしてもどのみち原作は完結どころか、これから途方もない世界と冒険が始まるところだった。
アームストロング少佐の姉や、イシュヴァール人以外の人種が介入してくる部分も未登場だった)
 
そして、原作者、監督、いろんな人の考えと意向の上で、
原作とはまったく違うアニメが作られた。
それがアニメ「鋼の錬金術師」だ。そういう風に記憶している。
 
原点である「エルリック兄弟が犯した禁忌」という部分は変更されていないが、
銀時計の作用や諸々などが錬金術と筋肉の殴り合いである原作や2期(FA)よりもどちらかというとファンタジー傾向が強いように思う。
 
私は当時小学生だったため、インターネットやコミケ参加者層などその界隈がどのような反応をしていたのかは一切知ることができなかった。
ただ、原作とまったく違う展開、結末。賛否は当然あっただろう。
それでもあの「ガンダム」と肩を並べるほどのヒット作となった。どれだけ凄かったのかを人に説明する上ではこれが分かりやすいと思う。
視聴率とか受賞歴などはwikiを見て欲しい。引用していいのかわからなかったので・・・
 
原作との違いはあげればキリがない。
まず、ホムンクルスが原作で全員登場しきっていなかったため、アニメにのみ登場するホムンクルス持つ名前が違うホムンクルスが存在する。
そもそものホムンクルスの成り立ちや、行動原理、それを操る存在もまたアニメのために作り直されている。
荒川先生に聞けば多分設定は引っ張ってこられただろうけど、全部作りなおしてある。
作り直して、作り直した先でまたドラマが枝別れしているからひれ伏すしかない。
賢者の石の立ち位置もまた違う。
アニメでの賢者の石(及び紅い石)には、「なんてこった・・・」と思った。
 
とにかく、なにもかもが違うのだ。
当時の原作ファンもこれで離れていく人もあれば、このアニメ切っ掛けで原作を読んで違いに愕然とする人もあれば、
ただ原作をなぞるだけでないアニメに、新しい世界を冒険するエドやアルを大いに楽しんだ人もあっただろう。
 
昨今のアニメ化や実写映画化にありがちな「名前と設定を借りた別物」ではない。
別物であることは間違いない。ただ紛れもなく「鋼の錬金術師」そのものであった。
ここまで設定を変え、アニメオリジナルのキャラを大量に登場させ、誰も予想できなかったであろう決着と結末を迎えたアニメをほかには知らない。
それでも破綻せずむしろその鋭利さとしっかりとした足場を保ったままで走りきり、原作と平行して進み、未来へ繋いだ素晴らしく凄まじいアニメだ。
兄弟も、この漫画も間違いなく世界を動かした。
 
兄弟の約束が何なのか、どうなったのか、それは是非「シャンバラを往く者」までで見届けて欲しい。
個人的には救いも未来もある結末で、「私たちが見届ける事が出来る物語」としての完結ではあるが、「彼らの終わり」ではない結末だったように思う。
あとアルフォンス・ハイデリヒの声優の欄を見てひっくりかえってほしい。
駄目だシャンバラのロイとハイデリヒの事考えると頭がおかしくなる。頭が小学生に戻る。
ハイデリヒに困った顔で優しく叱られたい。
 
そんな鋼の錬金術師なんと今アマゾンプライムでアニメオリジナルシナリオの1期、その1期の結末を描いた完結編映画である「シャンバラを往く者
そして「FA」と呼ばれる原作準拠の2期、その幕間の物語を描く「嘆きの丘の聖なる星」、ここまですべてが配信されている。
つまり、何かしらのインターネットに接続できる端末があればいつでもどこでも好きな時に好きなタイミングでハガレンを見る事ができるのだ。
 
アマゾンプライムは初月無料、翌月からは課金が始まるが400円という単発コースがある。
以前は年間契約だったが月単位での契約が可能になったためもっと手軽に利用できるだろう。
自宅で見るという選択肢は、あなたがもっと自由に、もっと豊かなハガレンライフを送る手助けをしてくれる。
 
アマゾンプライムの回しものでは無い。むしろこれで登録する人が本当に出たらもうけもんである。超高速参勤交代もあるから観てくれ。
そして無料期間が終わる数日前にお知らせメールを自分宛に送信するように設定もできるため、安心してロイ・マスタングの顔のよさと闇に酔いしれて欲しい。
お勧めのロイ・マスタングはシャンバラの終盤でかつての・・・っとこれ以上あの儚げな三十路の魅力を語るとネタバレになっちまうぜ。へへ…
 
話は変わるが、
私の膝の上にはいま、二次元界隈で人気の「もちころりん」シリーズの鋼の錬金術師バージョンが乗っている。
これがまたサンリオとのコラボで尋常じゃなくかわいい。
なんなら一緒にお花見も行った。形状が円柱に近いため安定しているのがいい。
見かけた先で引き続けた結果、毎回3個(財布の都合です)買ってそのうち1つは必ずマスタングという引きなのでうちにマスタングがめっちゃいる。
この調子でBOXでもバラでも積むから是非シャンバラVerで、
眼帯ありのロイとかハイデリヒとかハボックとかホークアイまで入れてまた作って欲しい。お願いします何でもしますから
 
・・・じゃなくて、
鋼の錬金術師は原作の漫画2001年に連載開始、
連載終了は2010年だ。実に8年前のことだ。
 
このグッズが出ていまうちにあるのは、確かに2017年末公開の実写映画の勢いと利益が見込めたからかもしれない。
実写映画のおかげで数年ぶりに、書き下ろされたエドに会う事が出来たのも事実だ。
東急ハンズとのコラボだって、カピパラさんとのコラボだって、スイーツパラダイス、原画展、時期的にもこれらはすべてそうと考えてもいいだろう。
 
ただ、そこに行き着くまで、
この作品が社会現象となり某テーマパークでイベントが開催されたり、
手袋にロイ・マスタングの練成陣を自分で書いたり錬金術をどうにか使えないかと両手をパンパンさせてみたりする子供が居たり、
アルフォンスの鎧をマジで作ってしまうようなおおきなおともだち等が全国、いや全世界に生まれたのは、
まず原作、そしておそらく多くのファンを獲得する最初の大きな切っ掛けとなったアニメ1期があったからと言えるのではないだろうか?
 
受け取り手それぞれに好みや好き嫌い、そしてそのなかにも程度があるだろう。
ただ、ファンやこれから門戸を叩くかもしれない人の前で、いずれかの作品や媒体を押し上げたいがために何かをを貶めるようなことをしていい筈がない。
 
そもそも問題となった記事の提供元が記事を取り下げた揚句
「ここを見てたツイッターのみんな!じゃあおめーらが納得のいく記事を書いて寄越せよ!コンペして勝った奴に金やるからよ!」と取れる、
謝罪もクソもない文章を簡単にアップし、公式とされるツイッターにも同じようなノリの文章でツイートをしていた。
アニメ・出版社などを通しての掲載であったかどうかも怪しい。素人が企業ごっこをして作った記事なら程度が低くてもまあ…
…許されるわけねー!!!!!オメー!!!せめてWiki丸コピくらいの内容にしろよ!!!
久々に仕事以外でキレちまったよ!!絵も描かずにさァ!!!こうやってさあ!!!はてなブログでガン切れしてんのよ!!!
適当な記事書いて作品名で釣ってアフィ収入が目的かァ!??!?!ってサンダー持って乗り込みたい気分だった。
 
 
私は鋼の錬金術師でライトな漫画好きから、一転してオタクとなり腐女子となり、
お絵描きをはじめ、錬金術関連のみでなく書籍、文献、論文、画集、絵画の暗号解説、映画、戦争史、とにかく色々な世界を広げた。
1921のリアルミュンヘンの様子が知りたくてドイツ語の辞典を引きながら本を読んだ。馬鹿だったなあの頃。まず学校の勉強しろよ。
まあ人生の半分以上をオタクとして過ごすはめになったのはロイ・マスタングっていうこの世でもっともかわいい三十路のせいなんですけど、
 
とりあえず、世界的にも個人的にもそれくらいの作品をWikiに書いてあることですらまともに引用もパクりもできずに記事にされたことに怒り狂っている。
 
記事を消されたので最早どこがどうと指摘することもできないが、
怒りすぎて言葉にできなくて自分のツイッターアカウント(鋼用)の画像欄を特攻の拓のブチギレ画像で埋めて感情表現をしたくらいだ。
 
とはいえ、私もつい最近表だって再燃した身、ほぼ感情にまかせて書いてしまったため
もしこの記事をハガレンのファンの方々にお読みいただけたとしてどこか間違いや勘違いがあれば匿名コメントで構わないので指摘して欲しい
間違えたとしても、私は少なくとも記事を消して逃げたりはせず、間違えを訂正して学びたい。
 
ハガレンはいいぞ。
とりあえずそう言いたかった。
 
なんなら7月7日に午前・夜と2度も「シャンバラを往く者がアベマTVとかいうハイテクなサイトで無料放送されるらしい。
もし、それまでにアニメの視聴や原作の読破が間に合わなかったとしても
アクションシーンのモーションを見るだけでも大変興味深い作品なので観て欲しい。
そしてゆくゆくはロイ・マスタングの色気で人生を狂わされてくれ。
じゃあな!
 
 
 
 
 

潤わしの恋よ

 
おっさんだって恋をする にんげんだもの
ただただどこまでも人が人を好きになっただけのドラマ 
あーーーーおっさんずラブが終わる
知ってんだぞ。これで最終回終わったらメディアに「おっさんずラブロス」とかめっちゃロスロス言われるんだろ???
ロスロスうるせえなここはニューヨーク市警か。ホワイトカラーでも見てんのか。
 
 
個人的には教会での結婚式は「その結婚待った!」で花嫁略奪で駆け出していくもんなんで結婚式で略奪でも起きるのでは?と思ってるんですけど、
現段階では牧の行き先は実家か武川さんのところだろうし、つらい。
もう牧は会社やめちゃったんじゃないかって思ったもん。
 
そもそもお母さんがなぜ「手続きが出来る判子」を取りに来たのかも謎。
これわんだほうのときと同じ感じで騙されて売却ってところに牧が銀河サラリーマン颯爽登場するか、
お金が要るし、息子も自立させたいしで家を売ろうとしているお母さんに武蔵部長が現段階では未使用のバスターカードこと「俺がこの家買います」で経済力をアッピルするかではないのかと思ってるんですがどうなんでしょう。
 
部長なんか「経済力」「情熱」あとなんだっけ「女子力」みたいなやつでバスター三枚持ちみたいなものだし強いんだけど、
牧と春田の間にはラブが発生してしまっているので部長はこれまで毎ターンやけど効果を負ってたようなもんだよね。つらい。
牧はアーツ持ちでバスターよりも一発の火力は弱いんだけどNPが溜まる速度が速いから宝具出されたらヤバい。
ごめん今朝まで土方さんのためにほぼ徹夜でFGOやってたから目の前が戦闘画面になってる。蝶子さんが部長にNP上昇とかHP回復をかけまくっている。
 
この・・・!!!この・・・!!!
春田がノンケなのがもっともつらい。
春田にはごく一般的なノンケ男性の親があって、そりゃ「早く結婚して孫の顔を見せろ」っていうのも言われるだろうけど、
牧は「子供のいる家庭」を前提にしてはいないし、お互いにゲイ一本道ならまとまれたこともあるだろうけど、
ノンケである春田が「こっちを向いてくれている」状態で何も知らないお母さんに無邪気に「ごく普通」の事言われたらああなる。
牧は春田の大事な人の願いを叶えてあげられないわけで・・・
 
牧のおうちがお母さんへのCOで(当時はすったもんだあったかもしれないけど)和気藹々としていられるのは
長男ではあるけど妹がいるからだろうなあって思った。
春田と家族馴染みすぎてあんなコミカルなご実家訪問があるのかよって思った。
風呂場のアヒルの数が多いし色違いだったって証言もあるので、それが伏線であってほしい。
「息子が彼女をつれてくるぞ」と未来の嫁を想像してお父さんがウキウキと追加で用意したアヒルさんだったら切ないけどかわいい。
 
牧が政宗とくっつくのは確かに幸せと言うか、その後の人生において負担が色々と減ると思う。心身ともに。
ただ既に過去となっていて、過去が迫ってきているわけで、でも戻る場所としてまだ存在しているのがヤバい。
っていうか現カレピの不在中に同棲先に乗り込んでくる元カレピッピ怖すぎ。機動Aじゃん。
ここでさ、「誰か来たの?」でもうちょっとさ、踏み込んで!!!そんな5kgオーバーくらいの荷物を抱えてオウイェできるか牧!?!?!
ここでひ弱扱いせずに「まあいけるか・・・」って思っちゃうのもいいところだけど!!!
踏み込んでさ!!!!!誰が来たかまでをこう!!!!つついてさ!!!!!
春田!!!!!!!!!!!!!!!!
若さと熱情(パッション)止まらぬ20代だったらここで突き詰めて突き詰めてくらいやってたんだろうと思うけど春田ももう三十路岬だから・・・
あと天然だし「そっか~」で終わらせちゃうから・・・春田・・・
 
春田も牧の事を、まだ「好き」の種類のグラデーションの途中だろうけどちゃんと好きなのがしんどい。
アレだ・・・
好きな人の幸せを願うあまりわざと自分から離れていくんだけど、好きな人の幸せはそうではなくて、
でも好きな人が離れていくのをとめられないんだ・・・好きだから・・・
違・・・春田!!!!!そんな離婚直前の、分かれる直前の、「女々しくて」のMVの冒頭の男みたいなこと言ってないで!!!!
今すぐ牧を抱きしめて!!!!!好きって言え!!!!!!!!キスユー!!!!ホールミータイッ!!!!
でも言えないんだ!!!!!!!!春田は優しいから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
牧が離れていくのを!!!!止める権利は!!!自分にないって!!!思ってるんじゃないのか!!!!カンナコミックスか!?!?!?これは!?!?!
政宗さんと牧は花丸文庫BLACKだし部長と春田はキャラコミックスだしマロは月刊マーガレットだし蝶子さんはBE・LOVEだし強い酒でも飲まんとやってられん!!!!!!
 
春田は割りとマロに近い感性なんじゃないのって思うところもある
根っこからの性的嗜好固定ではなく、「一般的な男性」だからあの像なのであって、受け皿が大きい。受け皿に徹しているからこそのあの感じ。
優柔不断かなというと案外そうでもないのかもしれない。優柔不断だけど(?)
誰にでも優しくて、誰にでも好かれて、誰にでもその受け皿を差し出してしまう春田は、通過点にはなれるけど何かひとつの受け入れ先にはなれなかったんだろうな。
 
 
しかしとにかく壮絶なドラマだこれ。
部長は多分、「好きになった人が男だった」ってやつで、異性をパートナーとしているけど男性に恋をしてしまったという奴だと思う。
恋と愛は別だからな~~~~~~難しいな~~~~~
人間ってもう何万年と存在しているくせに脳みその構造も記憶も心のありかも未だにわかってないくらいわけの分からない生き物で、
性別とか恋とか愛の形状を型に嵌めて考えるっていうのはほんとうに不毛な事なんですよね。
このドラマも「BLドラマ」って感じではなく、もうごく普通の、人間がただ恋をしてすったもんだしてるドラマ。
ただ牧があんなにかわいい顔で「巨根」って言い放てるのはあの時間枠ならではだと思うので時間枠はあんまり考えないでおこう。
 
恋愛感情も無いし断ったのに上司がグイグイと迫ってくるのも現実だったら滅茶苦茶怖いことだけどもうドラマは二次元と思って考えないでおこう。
 
人間が嫌いなわけじゃないけど誰も恋人としては繋がらないし愛さない」って人も居るし、「特定の人は作らないけど全ての人を愛している」って人もいるし、
自分たちは紛れもなく愛し合っているし夫婦だけど婚姻届は必要ない」って人もいるし、「好きあっていて法的には夫婦だけど好きな人はお互いに別に居る」って人もいるだろう。
 
春田も「俺はおっぱいが大好き。でもこいつとなら男同士でも」って相手を数億人の中からたった一人だけ見つけてしまっただけかもしれないし、
「おっぱいがすき」は「自分の伴侶は巨乳以外はありえないし許せない」ではないと思う。
グラビア見て「おっぱいでけー!」ってはしゃげればいい程度の事もあるだろうし。
牧はごく普通に恋愛をして過ごして来たごく普通の人間だろうし、
政宗さんも「これが自分の生きている世界」と区切っては居つつも愛する人を見つけた人かもしれないし、
部長も「愛は妻に、でも今の恋心ははるたんに」みたいな感じかもしれない。
マロはたくさんの愛を持っているけど、きっちりとお付き合いしてそう。遊びでも真剣なものはあるぞ。
 
私は結婚も交際もしないんですけど、「夫婦」という関係ひとつとっても「ずっと恋愛関係」と、「もう”恋”ではないけど一緒にいたい」っていう間柄もあると思うんですよね。
結婚っていう法律上の枠には別にいなくていいなって思ったけど、相手が嫌いなわけじゃないしむしろ仲良し」っていうのも全然ある。
「身を引く」というのも悲劇的なものばかりでもないんだなあ、不思議なもんだ。
 
アムールというのはとにかく形状がなくて、液体のように消えやすくて残りやすく、永遠に消えない傷を残すことも消したくても消えない、消せるけど消さない染みを残したり、
足元から消えてしまった水が雲となっていつか突然雨として降り注ぐようなこともあるだろうし、
猫のように逃げて行ったかとおもえば気まぐれに膝の上に乗ってきてしまうものだと思っている。予告なんてないよこれには。
 
ここから次の段落まではなんかジェンダーみたいな話になるんですけど(どういう分類にしたらいいのかわからん)
女性・男性ともに昔よりも社会や海外、村の外、町の外に「出る」というハードルが低くなって、
たくさんのものと出会って価値観や経験が増えて蓄積されて広まっていって「選択肢」が多くなったというのもあると思う。
 
筋肉やポリゴンはその分割される面、構成している数が多いほどなめらかで複雑な動きをしますよね。(舌の構造わかりやすそうだと思う。知らんけど。)
物事の多様性というのはその事象を構成するポリゴンのようなもので、
昔はドットや数面で構成される簡単なグラフィックだったものが、より細かく複雑に組むことが出来るようになってFFの最新作みたいなグラフィックになっていったわけで、
人間もまたそれと同じように、より細かく、より複雑になっていっているのだと思う。
 
これまで平面的な凹凸程度にしか変形できなくて視点が正面にのみ固定されていたものが、
たくさんの関節を得て自分のすぐ近くにいた自分とまったく違う存在を見て、「知る」感じ。
 
そうやって見た、自分の理解できないことや、知らないことを「脅かされる」と思って拒絶する人も居るんだろうな。
 
神視点で話しますけど、人間って自分の理解できないものとか、考えたくない、考えきれなくて手に負えないと判断したものを大きな箱にいれて
「無理」とか「気持ち悪い」ってラベルを貼っておいておくことで安心する部分があると思うんですよね。俺はちゃんと分類できてるぞ、ってポーズをね。
私も部屋が荒れてるときはとりあえずダンボールに入れて「片付いたぞ」って顔します。片付いてないけど片付いたぞって。
自分の考えが及ばない、自分が足りないのではなく「これは否定されるべきもの」「そういう分類だから仕方が無い」って思う事で自分を守るんですよね多分。
実に人間らしくていいと思います。私はそれを否定する権利はないのでそう思います。
 
だって「理解」ってそういうことだと思う。仕舞いこんで終わりにするか、とっちらかったままでも眺めて考えてみるか。分割回数の違い。
いろんなものの否定派が未だに強いのは、その思考を詰めて置いておいた箱がたくさん積みあがっているからで、それはめっちゃ壁じゃないですか。
箱に詰めずにひとつひとつをそのままにして丁寧に分解して考えた事を積み上げても、それはばらばらにしたネジやナットを山にしようとしているようなもので、
箱に入れて積み上げたものと比べるとそりゃなかなか積みあがれるものでもないと思う。難しいですね。
 
自分に害がなくて、いつでも安全地帯(無関係ですよゾーン)まで引けるものには攻撃的な大体の人が無責任にのっかって攻撃するでしょ。
自分に関係の無いものはとことんでも無視するのに、都合が悪いと見なかったことにして人のせいにするのに、なんでだろうね。暇つぶしかな?
 
「寛容」っていうのは人の傲慢で難しいもの。
「”そういう選択肢もあるという知識”がある」を「寛容さ」と履き違えている人も多いんじゃないかな(否定してるわけではないよ)
関与される事を望んでいない人間に関与するのをやめれば、もっと静かで平和で、好きな人と好きなだけ一緒に居られる世界になると思うよ。
無関心、得意でしょ。もっと他人に無関心になりなよ。
 
平行線のまま、「これからもドタバタラブは続くよ」で終わるのか、「俺の行き着いた愛はこれだ」とハーレムEND(政宗とマロも抱く)で終わりなのか、
それとも牧とゴールインなのか、どうなるんだ。
 
個人的には政宗と部長が「愛する人の幸せを願う幸せ」に目覚めて牧春(春牧)かな?って思うんですけど、どうなるんだろう。
政宗と部長が良い感じになって「確かに春田と牧は”おっさん”と呼ぶには若すぎるけど・・・そっちのラブか~い!」ってオチかもしれないけど。
短くないか。次で最終回って。
 
ただ、マロ。
マロは未来を生きる男だ。新しい視点を持っている。「年齢も男も女も関係ない」という発言はきっと嘘じゃない。
多分「マロ」は東京の言葉で「新しい時代の日本の男」という意味だ。
 
もうこうなったら、最終回はわんだほうのカウンターで女性陣は「どっかにいい男いないかしら~~!!!」ってのんだくれて、
部長もそこに加わって、結ばれたのは牧と春田で、政宗さんはマロにアリ寄りのアリされてくれと願うしかない。
政宗と「俺、武川さんもアリ寄りのアリっす。年上で、顔もいいし!!」ってさらっと言ってLINEをふるふるしてスピンオフ配信されてほしい。
むしろそうであってくれ。そのためなら月額なんて安いもんだ。アマゾンプライムでもいいぞ。年額払う。
 
とにかく誰にも不幸にはなってほしくない。
だれかがだれかとくっつかない展開になったとしても、、本人は前に進む意思や希望が有りますよ、って終わりが良い。
頼むぞ ラブの形は不定形、なんでもできるんだ。
 
しかしこのドラマを見ていて一番面白かったのは、
このドラマを我が家では家族集合の上で一家団欒タイムとしているんですけど、
父が「これは・・・政宗は牧の元カレだな!」と早い段階から予想していたのがその後的中して
「おっさんにはおっさんなりに感じるものが有るんだな」と言うことが起きたことですね。
そんな我が家のおっさんは最近日焼けを気にしていますので、割とめんどくさがりなおっさん(五十代)が手軽に塗れる日焼け止めなどありましたら是非コメント欄にお寄せ下さい。
 
でもこの春田の状態、鬼畜眼鏡並みに初回のルート選択の難易度難しすぎだから(本多に入りやすい)春田が初回クリア後にもう一周しないと無理だと思う。
がんばれ春田。もうちょっとだけ。もう頑張ってるけど。もうちょっとだけがんばれ。
視聴者もがんばれ。
あと一応、これ半ナマのジャンルになるからスケベな絵はちょっとだけ隠してくれ。
ちょっとだけ。巡回してるし最高だしめっちゃ見たいけどちょっとだけ隠して。
ぷらいべったーの全体公開でリンク一回経由する程度でいいと思うから。後続の生初心者たちが「こんなもんでいいのね」と思わないようにちょっとだけ警戒のハードル上げておいて。
みんな幸せになあれ

幕末Rockは魂の燃料

 
ツイートがバズるとビビってRT先とか自分宛のリプライを見に行ってしまうんですけど、
昨日投稿のハンドメイドについての記事へのご意見が未だ一件のクソリプもなく、ものづくり界隈のマジギレっぷりを感じております。
それでね、「ヒルナンデスはいいから幕末Rockを見てくれよ!!!」ってこっちも通知に負けじと幕末Rockの楽曲をyoutubeを開くだけで聞くことが出来るようにURLを貼る、
「バズったら宣伝しろ」の流れに乗ってやってやったんですよ。見ました?幕末Rock
年単位で熱中先が変わるこの私が足掛け4年、引きずってる作品です。
また書きますからね。幕末Rock半ば自虐みたいになりますけどもう新規展開を見込めないコンテンツ(ファイナル宣言された)なので安心して集められますよ!!!!!
 
ついでに五月のリリイベも書くか????
リリイベ、まずは無念から始まったんですけど、私のミスで・・・
会場予約を2枚してしたので自分は参加できたんですけど、追加購入した分と「私は使わないのでどうぞ」と譲ってくださった分を無駄にしてしまった・・・
アニメイトカードの情報は確か変更したんですけど、クラブアニメイトの情報が引越し前になってて
アニメイト側で当選確認もできなければ郵便局側で返送、転送もしてもらえなくてシュレディンガーのリリイベ席を発生させてしまったのと、
Rockの波動を浴びせられた成人男性をリリイベに連れて行けなかった・・・
これは戒めとして書いておきます・・・
 
さて、奇跡的に3.4で休みが取れたので3日の朝っぱらから飛行機で東京へ飛んだ。
羽田からウオオオオオオーーー!!!!って移動して、最早勝手知ったるオタクの街を駆け抜けて(田舎は同人誌が手に入らないんですよ)
会場へと高速移動しました。いつも高速移動してるね。
 
幕末Rockに引きずり込んだ友人と合流しておやつなんか食べながらオープンを待ちます。
皆さん、主要駅か宿にお荷物を置いてきていたのか、最寄の住吉駅のコインロッカーはガラガラでしたので貴重品だけでいけてよかったです。
っていうかとにかく熱い!!!!!「暑」じゃない!!!!ねつ!!!!!
髪を下ろしてると熱が放出できなくて死にそう!!!!5月の東京ってこんなにあつい!?!??!
でも気温と湿度のお陰で初めてスカイツリーをさきっぽまで見ることが出来ました。
いつもは先端は霧とかもやの中に隠れてて見えなかったんですけど、思ってたよりも小さかったです。
 
生簀みたいなところとか公園でたむろしてる人達も、ロッテリアを満席にしてるひとたちも、コンビニにいる人達も、みんなリリイベの人でなんか震えた。
入場して、空席結構あるのかな?って思ったらさほどなかった。
 
入場して、来ました!!!ペンライト!!!!
ごく普通のことのようにペンライトが売っていて、参加者も普通に買う!!!!「あったあった」みたいな感じで。
すたっふさんも皆さん雷舞の時の法被を着用されていて蘇るあの日の記憶・・・
もうファンも何も言われずともペンライト持ってくるし法被もってくるしハチマキもあるのが最高ですね。
痛バやめようかな・・・って思ったんですけど、きっと最後の晴れ舞台だと思い、痛バが入るサイズの袋と一緒に持ってきました。
会場にも痛バとかデコの方多かったので踏み切ってよかった。後悔しなくてよかった。
質問コーナー用のメッセージ記入と、主宰が用意してくださっているメッセージボードへの記入で賑わっていました。
イラストつきだったり、事前告知があったのでご自分で枠や柄などをプリントされていたり
キャラやキャストさんだけでなく運営・制作・現地すたっふさんにまで感謝をされていたり、とにかく本当に本当の終わりなんだなって思ってしまう。
踏ん切りというか、お別れというか、それは嫌だけど挨拶だけはしっかりしておきたいという感じと感謝があふれ出して虹色の洪水になってた。
開場時間が近付くに連れて埋まっていくボード、もうなんか入らなくなってきてる質問ボックス、なんだこの世界は・・・
 
法被を着て、いざ着席と中に入ったら、コンサートや発表会をするようなホールのドでかいスクリーン(下手すると超歌劇の公演中ときのより断然大きい)で、
よりにもよって!!!!!!!!!!!!!!!カーテンコールを流してて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
始まる前から泣く!!!!!!!!!!!!!
流れてるならもっと早く中に入ればよかったな、って思った。
 
今回参加できなかった友人に「ペンライトあるよ!?!?!」って連絡したけど昼の部終わったらもう撤収してて、
会場にいた黒服すたっふさんに販売はまだありますか?って聞いたら「ありますよ」と即答でもうなにもかもが好きになった。
 
昼の部の終わりには、お馴染みのフリー素材のお兄さんが誘導と写真撮影に応じながら「ボクもメッセージ貼りました!!」とのこと
あった・・・お兄さん・・・うう・・・お兄さんとももう会えない・・・
(「フリー素材のお兄さん」というのは、舞台や雷舞の開場に現れてはファンへ感謝の意やDVD宣伝を書いたボードを持ってファンに「ボクはフリー素材です!!」と言ってSNSなどへ自らの写真のアップを許可してくれる謎であり謎でないマーベラスのお兄さんです)
キャストからのメッセージボードほんとひどかったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwあんなにでかくパンツを書くかよwwwwwwwwwwwwww
だれも「さよなら」と書いてなかった気がする。ありがとうな。
あんなにでかくパンツを書くかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
嘘だろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
混雑はしてたけど前列がしゃがんだり入れ替わったりの速度が速かったのでサクサクとメッセージボードの撮影もできて助かりました
 
夜の部は早めに行って中で映像を見ることにしたんですけど、メッセージボードが裏返されて夜の部のメッセージも受け付けてたんですけど埋まるのが早い。
とにかく早い。さては昼の部の後にもう用意してたな????
 
こういう時の開演までの待ち時間って、まだ始まってない訳ですから知り合いの座席に言って喋ってたりとかするもんじゃないですか。
静か。
ただ静か。
話してる人もいるけど静か。
原因はわかる。千秋楽(たぶん)のカーテンコール映像が流れてるから。おのれ!!!!!!!
じっと見入ってしまった。
まだ整理がつけられてないのと、ほぼ全通したのと、ぶっとおしで見る時間が取れないのとで円盤を見切ってないんですけど
心が12月のアイアに飛んでいってしまった。
あと椅子のすわり心地が結構よかった。
 
成人男性のぶりっこにゃんにゃんとか鬼スベリとかマギーさんの滝汗とかパンティーとかが脳に焼きつきすぎててほかの記憶が無い
何が起きていたんだ
レポートももはやふぁぼの彼方で・・・
でもなんか心臓のあたりが「楽しかった」で満たされている。
「楽しかった」って感情が最早概念となって地球上を漂っている。これが満足ってものなのか。
 
今回のMAXオチ、出オチは当方推しのいとかわくん・・・大阪で公演中だったのでビデオレターでの参加でした。
なんであんなにぴょこぴょこと動くのだろうか。可愛さの権化かなにか?
こう、手をカメラに向かって差し出すポーズをよくするみたいなんですけど頻発するし、
カンペがあるような内容でもないのになんか画面左下(マギーさんがいるところ)をちょろちょろ見るし、推し、カメラを直視できない・・・?
話が終わりそうなところで!!!!OWARANAI!!!!続くんかい!!!!好き!!!
感謝と、思い出と、イキりと、振ってみたかったのかやや無茶振りと、「りょーくーん、げんき~?」というふれあい・・・
とにかくビデオレターが長い。MV1本を越える長さ。どうするんだこの空気。
感極まりVS感極まりの様相を呈したロングメッセージ、夜の部ではいよいよカットが入る始末。
噛んだ部分はカットされないのにほかは思い切りバッサリカットされるあたり、取扱いを把握されてる感じがあって爆笑してしまった。
「ほんじつ」だと思われる部分(”きょう”かもしれない)を「こんじつ!」と言い放つ姿、とても勢いがあってよろしかったです。
もうピヨピヨたじたじしていた頃の彼はいない。ただ、勢いが増してすたっふからの容赦がなくなった。
 
キメ様は本当に安心、安全、頼みの綱、屋台骨、助かります、って感じで、ビデオレターでもこんなに安定感の有る人って居るのか・・・って感動の域
推しのビデオレターと続けて見ると大変助かりますといった感じ
 
その後のハイタッチ会でもファンによるパンティーサーキット(パンティーと言いながらマギーさんやかねさきさんとハイタッチをするが、進む速度が速いのでもはやF1のようになっている現象)
あたたかいらちさんの手(マッドハッターの時の客席降りでのハイタッチはひんやりしてた)とか、なんか良い匂いがする成人男性たちとか、
てるまが背が高すぎてなんとも悩ましい感じで屈んでハイタッチしてたりとか(セクシーな女上司にされたら一発でオチる姿勢)
みつやさんの接客業のような歯切れのよさとか、よしおかさんの見た目はシュっとしてるのに物腰のふわふわ感とか
あとなんかよくわかんないけどそれまで「ありがとうございます~~」とか良いながらハイタッチしてたけど
感極まってマギーさんに「ありがとうございます!!!!」「好きです!!!!」って言い放って逃げたりしました。
夜の部ではなんかもうマギーさんのところで感極まってハイタッチじゃなくてアームレスリングのようにガッと手を握り合ってしまった。これが熱情か。
 
各部でライブパートもあってペンライトで発散させてくれて、「これが幕末Rockに生でペンライトを振れる最後かもしれない」ってなったら
手持ちのペンライト4本全部点けるしかなかったよね。
あれ?ライブパートあったよね?私が見た夢とかじゃなかったよね?ペンライトの準備はいいか???あれ???幻覚???
ただ、ただ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
雷舞のときのあの化け物スピーカーを浴びたら!!!!!!物足りない!!!!!!!!!!
求めてるわけではない!!!!!求めてるけど!!!!!物足りない!!!!もっと俺をふっとばしてくれ!!!鼓膜の1枚や2枚あげるから!!!!
 
終わった。ペンライトを消した。
退場して、全身がほこほこしてた。
法被、脱ぎたくなかった。
帰ったら幕末Rockが終わっちゃう気がして。
宿に帰って、今度はメイクをちゃんと落として、ごはんもたべて、ちょっと泣いた。
シャワーでも泣いた。
よくBLとかでシャワー浴びながら泣くけどほんとに泣くんだねシャワーで。
 
帰りにフォロワーさんに声を掛けていただいてお話をさせていただいたんですけど、とにかく翌朝が早かったので来た電車に飛び乗るしかなかったのが申し訳ない。
五時に起きなきゃだったので・・・またどこかで会えるよな・・・(エピローグ感)
 
 
 
ちなみに翌日はスパコミだったので早起きでした。欲望。
泣いて泣いてすっきりして仮眠して5時だか6時だかに起きて荷物整理と準備して、移動して8時くらいにビッグサイトに着いた。
スパコミにどうしても行きたくて飛行機の予約変更をしたくらいなので・・・
スパコミから直接りんかい線とモノレールで羽田に行かなきゃいけなくて、滞在時間も二時間って制限だったのでハラハラした・・・
荷物を全部もって現地にいくしかなかったんですけど、コインロッカーは事前に調べたけど心配で心配で、
でもりんかい線の駅の前(改札の外ですね)のコインロッカーが結構空いてたので遠征にはあるまじき、財布とからっぽのトートバッグっていう登山なら死んでる装備で行きました。
東京のイベントでもサークル参加しかしたことなかったんですけど一般参加の方って早い方だとこんなに早朝から並んでらっしゃるんですね。
こんな・・・潮風が直撃で直射日光で・・・アスファルトの上に腰を下ろして(座ってという指示が有る)待機していたなんて知らなかった・・・
公式が日傘推奨してたっぽいですけど、日傘ちょっと迷惑でした。危ないわアレ。
取り回しさえ大丈夫ならいいんでしょうけど、持ってる人に限って配慮が足りなくて目とか頭に刺さりそうになることしばしばで
自分は荷物になるんで最初からもちこんではなかったんですけど、海の国の南国人なのであの程度の日射と気温、風の具合だと
首(うなじ)に使い捨ておしぼりをあてて冷却と日光を防いで、頭はセット崩れるのを覚悟で手ぬぐいで防御でいける感じでした。
でもケッツが
ケツが
細かい穴が無数に開くかとおもった。
 
待機列中に「でも前頭葉が吹き飛んでるから~」って会話が聞こえてくるのもオタクならではですね。
整列可能時間から一時間くらいで待機場所の1つの駐車場で半分くらい、人がすごくて入場もこれまたサーキットで、
でもみなさん入場のときは競歩移動なので列のだぶつきもさほど感じられず、2時間で見積もってた買い物時間は30分とちょっとで済んだので
余裕を持って買い逃しチェックや荷物整理、他のホールを見学したりできました。
でもビッグサイト出口間違えるとあんなに駅が遠くなるんですね。時間に余裕あってよかった。
 
荷物回収して羽田から飛行機で移動、睡眠不足と疲労で寝ちゃってましたけど起きたらまた目元が涙でカピカピになってたので、
もうなんか無意識下でこう、精神が悲しんでいる。
否定しても、嫌がっても遠ざけても「ファイナル」っていうのが突き刺さって抜けない。
公式が用意してくるイベントや商品がこれ以降でませんよ、(でもプリロールさんありがとう)ってことなので、
スキと言う気持ちを取り上げられるわけでも禁止されるわけでもなく、そこは永遠なんですけど、
「今」動いているものには永遠に会えなくなっちゃうかもしれないんですよね。
やだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
やだよ・・・
ファイナルなんていわないで・・・いや、言いたいなら言ってもいい・・・
でも、帰ってきちゃいけないなんてことないから・・・
いつでもひょっこり帰ってきて・・・
なんで・・・
時間が止まるのは彼らのほうのはずなのに、なんで私が置いていかれてるの・・・
幕末で・・・こっちは平成なのに・・・
なんで・・・
やだよ・・・
幕末Rock・・・
 
当時の自分のツイート掘り返して内容思い出したら書くね・・・
また姿を見せて・・・幕末Rock・・・
 

推しの舞台見に行ったらやっぱ乱気流に揉まれた

【この記事は投稿したつもりになって完全放置していた記事です。本文中の時間感覚が狂ってますが気にしないで下さい】

 

一泊二日でこんなにゆったりした遠征、実に三ヶ月ぶりでは・・・

年頭に行ったといえば行ったんですけど、まあ一泊二日とは名ばかりの滞在時間24時間の弾丸遠征だったの
今回みたいに買い物したり遊んだりっていうのは久々だった。
今めっちゃ元気。歳には勝てず疲れが残ってる気もするけどメンタルがハイ。
 
遠征二日目は日本橋から池袋へ移動して、推しの舞台へ。
元々連載開始から最終回まで通して連載で読んでた作品だったので前知識を入れる必要もなく、気楽に観にいけてよかった。
前日にJ-WORLDでコラボメニューも飲めたし、推しの特典カードもゲットしたし、カンバの交換も決まったし、こんなに順調でいいのかと不安になるレベル・・・
 
いける予定ではなかったので色々と急に手配したんですけど、財布は傷んだけど充実感がすごい。
休み決まった瞬間に「クソッ!!コンビニ行って支払うヒマねえ!!」ってクレカ切ったからクレカ請求が尋常じゃなかった。(払った)
推しとはこんなにも心を豊かにしてくれる。二次元でも、2.5でも、三次元でも。
 
とりあえずサンシャイン劇場を目指して池袋をウオオオオ・・・と移動したけど、彷徨えど彷徨えど劇場にたどり着かない。
ホストちゃんは地方公演含めて一切行けなかったのでサンシャイン来たことなくて・・・
あ、あれー・・・?前日にフロアマップを確認したらこんなはずでは・・・
時間に余裕を持って行ったけど背中にいやな汗をかいた。めっちゃ奥じゃん!!!!
サンシャイン劇場って、池袋って間口の幅で税金取ってんの!?!?ってレベルで奥にある。
まあ余裕で間に合ったのでいいけど・・・ブロマイドも豪華版パンフも買えたからいいけど・・・
 
推しは今回、話の内容的に登場少ないんだろうなとは思ってたけどグッズも少ないとは恐れ入った。
ブロマイド一種だよ!?!??!?!
しょうがない、しょうがないんだ。孤高だから。コンビブロマイドも、学校セットも、組める相手がいないから仕方が無いんだ。
ブロマイドはとりあえず常識の範囲で買う・・・
結構人が並んでると、バックが大きい舞台であっても「ここでまとめ購入して後から並ぶ人が買えなかったらどうしよう」と思うと積めないですよね。
「できない」「手に入らない」が本当に嫌なんで・・・
自分がまず目の前で在庫10のうちの10を買い占められて一発で手に入らなくなったことがあったのでつい考えちゃう
 
運よく通路席だったので開場前に猛烈な渇きに襲われても着席遅れても申し訳ないことにならなくて済みました。
舞台セットが、SASUKEの「反り立つ壁」のようなものが4つ?両側に設置されていて、多分舞台後方は傾斜がついていて、
今回は19列という1F後方での観劇だったんですけど見えにくいことも、特に前の人の頭が被るって事がまったくなく舞台全体が観れて良い席でした。
 
実際にバスケットボールを使って演技してるんですけど、ブロックミスでボールが飛んで行く飛んで行く(私が見た回は1回だった気がする)
「ボールが飛んできます」「決して舞台に投げ返さないで」と本編冒頭で指示があり、客席に飛んでいったボールは尋常じゃない速度で黒子さんが回収に来る。
パス回しのシーンも演者さんが軌道上にちゃんと手を固定するのでボールがどこにあるのかが判って、展開を逃すことがない。
作中に出てくる「ボールが消える」という演出が、どうするのかと思ってたら本当にボールが消えて、理解するまでに二回を要したんだけど、
シュート姿勢でボールから指が離れるってところで、シュート姿勢の演者の背後にいた黒子が指先から後方にむかって落とされたボールを即回収してるんだね・・・
「反り立つ壁」は演者さんがジャンプに使ったり、それぞれの壁の間からボールが出てきたり、逆にシュートの時にボールを投げ込んだり、
袖は一体どうなってるんだ・・・!?
演者さんの精度もですけど黒子さん(なんていうの?)が、舞台弱虫ペダルにおいての同立ち位置の人達並に世界を作る事にかなり重要な役割を持っていて、
「これが本当の黒子のバスケか・・・!!!!!」と勝手に感動してました。
チームメイトも、ボールを消す役も、なんだってやっちゃうところ、好き・・・
 
推しは今回の演目の内容上、やっぱり全体的な出番、出演時間で言うと少ない。ただ存在感が、なんだろ、確立していてとにかく
推しだけど推しじゃない!誰だ!赤司だ!!!!ワーッ!?!??!って原作を思い返しながら感動していた
推しは憑依型なんだろうな・・・最高じゃん・・・
 
推しも冒頭とラストに出てきて踊ってたんですけど、最初に見た推しよりも断然進化していて、(進化して当然、とかそういうのはいい。この進化を感じて欲しい)
カテコでなんとなくキャストの地が出てきながら話をしてる中でもキャラのまま立ってたんですよね。(推し贔屓でごめんね、推ししか見えてない)
胸に手を当ててお辞儀をするところも「アア~!!!」ってなるくらいでした。わかってくれ。
初めて推しを観たときに「なんだ・・・ひよこみたいだな・・・」って思ってたのが正直なところなんですけど、
いや、二年も経つと優雅さも技量も身について、舞台ごとにまったく別の生き物になるという、もうなんだろ、とにかく観客を大いに楽しませてくれる存在になった。
推しをデビュー直後とかから役者として応援している人はこの変化、進化、は本当に何にも変えがたく、とにかく感動だろうなあ・・
 
ただ!!!!!!!!!!
今回の!!!!!!!!内容!!!!!!!!
私の!!!!!!!!!!!原作での推しが!!!!!!!!!!推しがね!!!!!!!!!!!!
木吉くんっていうんですけど!!!!!!!!!!最高な話のところでね!!!!!!!!!!
サイッコーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
「推しの出番少ないだろうな」を補って余りある!!!!!!!!!!サンキュー!!!ストロングハート!!!!!!!!!!
ほんとに・・・来てよかった・・・もう・・・ほんと・・・きよし・・・
この役者さんのことはあまり存じていないんですが、すごい木吉・・・すごいい・・・
もうよくわからないままに、休憩時間に席を飛び出してブロマイド買いに行った・・・きよし・・・
推しを観に来たのにまさか木吉パワーで心を洗われるとは・・・
 
「休憩何分ほしい?」「・・・100分休憩です!!!!」の後に休憩が来たって一瞬わからなくて「あれ?舞台終わった?」って思って焦った(アホ)
むっくん役の人はほんまにでかい・・・壁だ・・・
いや・・・でも・・・いやっ・・・ええもんみた・・・うん・・・すごい・・・これ・・・おお・・・
結構無茶なプランニングで来たけど本当に来れてよかった・・・
まだ公演期間あるので特に細かく今言えることはないんだけど行けるなら行って欲しい。
 
もうこの後ウアアアアアーーー!!!!って強風吹きすさぶ池袋を駆け抜けて、
もういみがわからん。なんで私が遠征する時ってこんなに天気悪いん???
台風だった。劇場行く前に同人ショップで買いこんだ十数冊の同人誌が入った袋が正面からの風を受けて揺れてた。
ついでにパルコ寄ってサンリオショップでハガレンのブラインドもちころりんを引いて見事に推したちを引き当ててウオオオオオオーーー!!って
地下の土日祝日限定の荷物預かりサービスから荷物を回収してウオオオオオー!?!?!?!って勢いで羽田に行ってグワアアアーーッ!!!って飛行機離陸したからやっぱりギリギリの旅でした。乗り間違えたらアウト。
機内サービスでホットを頼んだ事を100%後悔する揺れで尻が16個に割れながらのフライトでしたが無事に帰宅できました。
 
すまないね東京の皆さん、私が来ると98%の確立で天候を荒れさせてしまうね。もしくは酷暑にしてしまうね。
地元に帰ってきたら地元は地元で吐いた息が真っ白になるほどに極寒で笑いました。なんだこの気温。
「東京さむいかも~」つって持ってきて完全に荷物になってたバカでかいストールだかマフラーだかみたいな奴、地元に帰って来てから首に巻いた。
 
 
ああ、行けてよかった。しかも行きたい興行を2本、行きたかったショップもいけて、欲しかった物も手に入って、ブラインドも大勝利、
多くを望んで行った旅ではなかったけど幸運すぎて怖い。
つ、つぎは超歌劇のリリイベです。ヒーッ!今度も帰りは弾丸だ!地元に着いたらそのまま仕事!
でも黒子の地方と凱旋も諦めては無いのでなんだかんだ良いながらもオタクライフは続いていくのであった。