ダブルピース日記~推しに健やかであってほしい~

脳直で物を言う地方在住の半茶の間。2018年は遠征できないので何も口を出す権利がありません

【10/11編集あり】美男高校地球防衛部CGLIVE 追加公演に行ってきた話

【10/11編集】

なんかこの記事、防衛部のファンの方々(やさしいゴリラの皆さん)に結構見て頂いたみたいで、反応にビビるあまりRT先のコメントなどを一部拝見させて頂いておりました。

楽しいと思って書いた記事だったので優しく見守っていただいて恐縮です。

また、ラスト付近の「アテンション!って文字が出て~」あたりなんですが、

告知内容と表示の順番を間違えていた様です。

正しい内容は防衛部のファンの方々がレポートとか書いてるとおもうので、セットリスト含めてそちらをご覧いただければ確実かと思います。

あと、2015年のコラボカフェでアクキー引いたりしてたところから防衛部との付き合いはあったのになぜ防衛部にハマっていないのか、

それはRockの絶大なパワーに共鳴していたせいであり、楽しそうにする友人連中を見つつ感じた防衛部の魅力はかなりの強さがあったと認識しております。

蔵王くんのパスタもまた美味しかったと認識しております。

23の朝・・・始発飛行機で東京へ行って・・・

3つのイベントをはしごしてコラボショップ行って・・・朝・・・始発で帰ってきて・・・仕事から帰ってきた・・・
し、死ぬ!もう若くない!
 
というわけで強行軍でしたが、無事に帰ってきました。
友人に「手配はする。チケットもおごる。youが払うのは飛行機代だけでいい」と強めのお誘いを受けて別に断る理由もないのでブゥウウウン!と東京に飛んで
「美男高校地球防衛部というアニメのCGライブに行ってきました。
 
す、すごい世界だった・・・
CGライブというのは、そこそこなキャパのライブホール(今回は豊洲pit)のステージ上に生身の出演者ではなく、
初音ミクなどでおなじみの3DCGモデルを投影して音源を流し、ライブをするというものでした。
過去に出演声優さんたちが歌って踊ったライブもあったそうなんですが、今回はモデリングされたキャラが歌って踊ると・・・
未知の領域過ぎるでしょ・・・二次元なの・・・?三次元なの・・・?
 
もう徒歩区間をタクシーでぶっとばしたり音速で乗り換えたりゆりかもめにまたがったりしてクッソクソ急いで(もう一件オタクイベントに行ったのでそれはまた別の記事で)現地へ向かい、
開始二十分前くらいになんとか到着しました。
ライブハウスなのでドリンクコインがあったんですけど、もうそこでもらえた水分がマラソンの時の水並みにありがたかったよね・・・
友人と合流して並ばせてもらって、もうその時点で会場の空気が凄い
ポプテピピックの「ステイ」の画像みたいな感じ。
 
まったく知らない作品でもなく、1期放送当時には池袋のコラボカフェに連れて行ってもらって、
言うてアニメのコラボなんて版権料であって料理はそんなんでもないだろ」と思っていたら結構ガチめのパスタが出てきてビビった覚えがあります。蔵王君の鮭のクリームパスタとかそんな感じだったと思います。
劇場版も何故か見に行ったし舞台も見せてもらったし微妙にアニメも目を通していて事前にキャラソンCDを借りたりプレゼンを受けたりカラオケのコラボキャンペーンに連れて行ってもらったときはコースター集めの為に曲を覚えたりしていたので、
「まあ舞台じゃなくてLIVEだし、キャラの関係性は把握しているし音楽が分かればなんとかなるかもしれない」くらいのライトな感覚で行ったんですけど、
あの会場にひしめく乙女たち全てが防衛部クラスタなのだと思うと今思うとあれはただの関ヶ原だったのかもしれないよね。
 
私が行ったのは夜の部でした。VEPPERっていう二人組の曲が好きなので夜だけでも行けてよかった・・・
とりあえずキンブレは持参したので、会場中ごろで友人たちと並んで待っているともう始まってからは戦乱の世だった。
追加公演だったので歴戦の猛者たちがコール入れる入れる
全部覚えて行った曲だったのでもうとにかくギャーウワーエンチャーン!!!!!って言ったり猿だったりゴリラだったりよくわからねえが楽しかった。
セトリとかは防衛部のファンの方がまとめていると思う・・・
 
とにかくすごかった・・・
あんまり見えなかった部分もあったけど、防衛部のメンバー(メインキャラ)が5人で、1(絶対的な主人公):2(コンビのようなもの):2(夫婦漫才のコンビのようなもの)の組み合わせをされるシーンが多かったみたいで、
そのたびにどこからともなく嬉しい悲鳴が上がったりしていた。わかる。私も舞台でやっていいなら多分それくらい叫んでると思う。
やっぱり追加公演、いわばフィナーレであって、よその庭の人間ではあるが盛り下がるわけにはいかねえ!と予習していってキンブレ二本抱えて参戦したけど、
アウェー感が燃えて灰になるくらいアツい空間でした。ゆもとは天使ということがわかりました。
何より楽曲がいい意味でパターン化されていて、アニソンにたまにある「奇をてらっただけじゃないのか」みたいな転調とか変拍子がないので
1コーラス目の動きとコール、これは歌詞によるものが多かったけど、それをもうなんかノリでゴリゴリやってればよその森のゴリラでも楽しくはしゃげた。
「えんちゃん」って呼ばれてる由布院煙っていうキャラが居て、どことなく気だるくてドスケベなお兄さんなのでそのキャラばかり追いかけていました。
双子のアイドルのVEPPERって子たちの楽曲がモロにアイドルソングで、なかばそれ目当てで言ったのでガッツリと聞けて嬉しかったです。
 
モーションもコピーじゃなくてそれぞれのキャラにあわせて変えてあるみたいで、流石はプロの仕事、当然のラインだとは思いますが見えていた範囲だけでもボーンが不自然なところも一切なく、
ステージ上にキャラそのものが立って歌って踊っているという光景、凄まじかった。
 
私の本命ジャンルの幕末Rockは冬あたりに2.5舞台のキャストでのライブを控えてるんですけど、それとはまた別にCGライブという選択肢もアリなのでは?と思いました。
好きなキャラ+好きなキャストという楽しみ方も勿論サイコーですけど、どうしても舞台が苦手だったりという方も当然いらっしゃるので、ロックバンドという設定、楽曲の方向性、
原作が好きという共通点を持ってはしゃげると言うのであれば、うちのジャンルもCGライブやってくれんかなあ・・・うらやましいなあ・・・と指をくわえて見ているしかできない・・
いや・・・でもあの激しいクラスタたちをスタンディングに解き放ったらどうなるんだ・・・?
 
というか、私の後ろ斜めに居たお客さんも「どう振ればいいかわかんないよ・・・」とキンブレを握りながら言ってて、
「浮かないように持たせてるだけだから」とお連れさんに言われていたので、パワープレイによる他の森のゴリラ動員はけっこう普通なのかもしれない。
 
ちょっと当日の強行スケジュールのせいで物販では役に立てなくて申し訳なかったけど、誘ってくれた友人連中はグッズも手に入って昼夜参加できて、楽しそうでよかったよかった。
当日はなんとか天気も持ちこたえ、会場の外にファンの方々がフラワースタンドが置かれていて華やかでした。
フラワースタンドに連名してくれた上、VEPPER、制服部、地球防衛部のキャラをそれぞれデフォルメで描かせてもらったんですが、こういう絵の使われかた(頼まれ内容)は初めてだったので楽しかったです。
 
ラストで、アテンション!!!!って表示が出て、おお、一体なんの告知だ!?となったところでこのライブのDVD化(当初はされない予定?だったみたい)の告知が出て、
でもそれはライブ前に作品公式ツイッターで発信されていたので「知ってる・・・」みたいになってしまって、
しかし、しかしですよ!!
そこから来年のCGライブ公演告知が出た・・・
 
ふと隣から圧力が消えたので見てみたら友人が二人して崩れ落ちていた。どうした。膝に矢でも受けたのか。
周囲を見回したらあんなにすし詰めになっていた会場がちょっと広い。そう・・・皆、崩れ落ちているのだ・・・
悲鳴が上がり、ちょっと落ち着いたと思ったらすすり泣きが聞こえたり、ヒエエエ・・・と聞こえてきたり・・・
 
そりゃあ・・・崩れ落ちるわ・・・
ラストに「また会いにきてくれるッスよね!(会えるッスよね?)」みたいなことを主人公が言っていて、ああ、DVDの事かな、と思ってたらこれなので・・・
わかる・・・わかるぞ・・・!2017年の春、幕末Rockの黒船来航DVDリリースイベントの午前の部のラストで雷舞告知があったときもマスカラ全部取れたくらい涙出たから、その気持ちは痛いほど分かるぞ・・・!!!
 
わかりますか・・・続編ではないにせよ、来年までジャンルが稼動しますよ、ということが約束されたということなんですよ・・・
オラ、ワクワクしてきたぞ!!頼まれたらまたチケット戦争するわ
 
 
この作品、外部の私がこういうとかなり失礼に当たるのは承知なのですが、何故ここまで続いているのかが分からないです。
ディスっているわけではなく、本当に。マジで。アニメの放送終わって結構経ってるんですよ。確か
私の中では、盛り上がったジャンルほどライトな層を多く取り込みがちで、でもその層って結局は別のものを好きになるとさらさらと流れていってしまう、川底の表層の砂のようなところがあって、
それは放送中のアニメや発売してすぐのゲーム等にも被せて言える事だと思っているので、なんだろ、つまり大抵のジャンルは放送終了あたりと共にゆるやかに衰退していくんじゃないかな
 
でも防衛部の様子はスキマから覗いている分だけでもなんというか・・・ね、根付いてるな・・・これは・・・って・・・鮭も安心して産卵できそうなくらい強い岩場が形成されている気がしました。
アニメを覗いてみたらノリもテンポもよくて、昨今うるさい作画崩壊もなく、ゆるいプリキュアのような感じです。考えるな、感じろ、みたいな
 
あと主人公がおうちが銭湯の高校生なので入り浸るところが部室か銭湯で、「無駄脱ぎ」がファンサではなくて日常になっているのがもういっそ爽快だと思う。つまり無駄じゃない。
よくほら、「お前らこうしてイケメンを絡ませておけば嬉しいだろ」みたいな。最近もありましたね。
そういうのが笑えるくらい無い。
脱ぐさ、みんな大好き銭湯。脱ぐさ、風呂だもの。距離も近いさ。仲のいい男子高校生だもの。
男しか出てこないけどいやらしいところが無いのでこっちで勝手にさせて頂きますわオーッホッホッホって感じ。こんなに裸で健全なアニメはなかなか無いぞ
 
あとただこれは間違いないでしょ、と言えるのが、とにかくファンの方々への還元率がすごい。
コラボカフェ、声優さんのライブ、グッズの受注体制、大江戸温泉や旅館とのコラボ、舞台のシンプルすぎるくらいシンプルだけど確実に動員と内容のバランスをとってきて腹筋を壊しに来るキャスト、
今回のCGライブ、そして年末?年頭に控えているコラボの旅行パック・・・
お金を落とす場所に困らない体制が出来ていて、なおかつ多分、ファンが「欲しい」と思っちゃう内容。公式に課金するとコラボが来る。
そしてまた何かしら開催、参加、ニーズとウォンツの合致、ファンへの還元率がすごい。
外野から見てるだけでも「もし私が防衛部のガチのファンだったらこの内容の企画をやられたら破算するまで金を突っ込むだろうなこれは」と思う。
 
顧客と公式、循環の仕方と広がりが、もはやレジェンドとなったTIGGER&BUNNYを彷彿とさせました。
ライブが終わった後、告知があり、未来の出費予定を提示された彼女たちは、
熱狂から一瞬覚めて「お金ないよ~」とか言いつつ、出て行くときはニコニコしながら「先行いつだろ」「働こう」「もう飛行機とる」「何枚買えばいい・・・」とマジで言いながら豊洲pitの外へと流れ出ていきましたので、
彼女たちと美男高校地球防衛部の製作者様方、関係者ならびに出演者様、そしてこの作品の未来に幸が多からんことをと祈るばかりでした。実際楽しかった。
2015年くらいのコラボカフェで食べた蔵王君の鮭がバラ?みたいになってたパスタ美味しかったのでまたカフェやってください。
 
 
ああ、楽しかったけど、ああいうのを見せられてしまうとますます、アニメ幕末Rock2期が欲し・・い・・・な・・・