ここ最近で
幕末Rockをプレイしてくれている皆さんへ
ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!
ございます!
「
何が起こったかはしらんが
ヒプノシスマイクへの便乗でトレンドに
入った」っていう面白すぎる出来事
からしばらくして、
何故か急にニコ生で超歌劇(超絶楽しい2.5舞台)
が鬼畜の所業の
ストロングスタイル生放送を実施、
前半を無料で見せてくれるばかりか500円くらい支払うと全部見
れるという日があった。
ちょうど台風の日だった。俺は覚えてる。たぶん9月30日とかそこらへんだ。
幕末Rockというのはファンの強火(
なおかつ押し付けではない絶妙なラインを取ってくる)
のおかげで「あれ?全員
マーベラスの営業?」
ってレベルで
ダイマがすごい作品だ。
豪華声優、皆大好き乙女向けにおける幕末、名曲の数々、2.5界隈を駆け抜ける面子と「何故この人が2.5を…!?」と思ってしまう主演の舞台、コミカライズ、ノベライズ(しかも良い感じに短くて完結済み)
外部企業なのにすごい推してくれるメーカー、全曲のプロモ(
試聴)
を安心安全完全無料の
youtubeにアップロードしている公式
、
PSP、Vitaのみならず買いきりタイプのアプリ配信、既に販売されている原作音源・舞台音源という
全体的に非常におすすめしやすい環境が整っている。
乙女ゲームの棚に置かれていることが多い。
しかし中身は少年ジャンプも真っ青な熱血Rockバカ一代である
。
乙女ゲームのはずだが、こちらが何かを攻略することはないし、
こちらが攻略されることも無い。
歯の浮くような台詞もないし、なんならプレイヤーは無視されている。無視されているが、一員である。Rockを奏でる戦友である。
勧善懲悪などのスカっとする話ではない。「人にはそれぞれ背負っているものがある」とわかりあえばいいのだ。
主人公の能天気さに転がされながら、ふところの深さに震え、その身を任せ、着物をひきちぎるだけでいいのだ。
どこかで聞いたことのある名前と地名はそれほど記憶容量に負担をかけない。
坂本龍馬(熱血正直ストロングバカ歌うま主人公属性)
高杉晋作(
技巧派でクールぶりたい隠れ熱血のつらい過去持ち
ツンデレ家庭派
世話焼き)
桂小五郎(
自由に見えるが胸に一物を抱えながらも二人を支えて進む大人枠、
おじさんといわれると傷つくお年頃)
沖田総司(
ファンを手のひらで転がす魔性の美少年かと思いきや過去にいろい
ろあった系少年。いい子)
近藤勇(
新選組を取りまとめる傑物。人をまとめ、背負い、導き、
自身を見失わない元アイドル管理職。)
徳川慶喜(絶世の美少年だが天使と魔性を兼ね備える。
あざとさでそれを演出されているわけではないところがまた巧い)
井伊直弼(
見るからに黒幕だがまあプレイしてみてほしいワケあり保護者)
ペリー(続編から登場する海の向こうからやってきた歌が強いアツい侵略者。ここはプレイしてくれ)
全員真っ直ぐだ。「こういうのが好きなんでしょ?」
が一片もにじみ出てこない。
乙女ゲームらしさを匂わせて偽装しようともしない。
「あれ…?これをよこしまな目で見ている私の方がどうかしているのか…?」と思うほど、熱血、友情、Rock、以上!!!!
キャラのバックグラウンドやプロフィールは知っているとなお見方が変わったりして楽しいかもしれないが、基本的なパーソナルデータやほか情報はゲーム内のプロフィール機能で確認できる。
外部媒体に依存する「これを知らないからわからない」や「これを読んでいないと通じない」はあまりないように思う。
それらの設定の中でどこか不思議な部分や謎のままの部分や気になる部分があるかもしれないが、Rockの絶大なパワーの前ではそんなものMiss時の消し墨のようなものだ。
必要なのは高校くらいまでに習ったりバラエティで入手できる程度の歴史の知識と、それにガソリンをかけて火を点けて燃やす程度の事だ。
プレイ上のおすすめというと、奥行きのあるタイプではなく上から下に向かって一直線に落ちてくるタイプのプレイ画面であり、プレイ中に画面が揺れることもない。
難易度の選択具合によってシナリオが見れなくなったり、選択肢が狭められたりということはない。
たとえ全てのマーカーを無視して一切の操作をせずに曲が終わったとしてもシナリオを進めることはできるし、落としまくっても途中でFALLEDになって強制終了されることはない。
(たしか一部でスコアによって変化する部分があったり選択肢が出る場面はあるが、絶対に無理、進めない、となることはない)
スコアが良ければ良いほど、特定のボタンを押せば押すほど、画面の中で前述の男たちが脱いでいく。というかなんか、こう、弾けていく。
「私の推しは脱がないのかあ」と落胆する前に、プレイして脱ぐかどうかをその目で見て欲しい。実機プレイならVitaだともう一段階プラスで脱ぐ。
そしてバックで流れている映像と楽曲、スチルは同サイズのものが障害物一切なしで回収するごとにすぐにギャラリー機能で見ることができる。
なんというか、福利厚生がしっかりしている。遊べば遊んだ分だけ返ってくる。キャッシュバックどころの騒ぎではなうい。
簡単な方がよければEASYをすればいいし、高みを目指すなら難しいほうをえらべばいいのだ。Rockはそれを許してくれる。
とにかくじわじわじわじわと広がって、「
今から
幕末Rockする」「クリアした」「終わらないでほしい」
というRTやツイートが今日に至るまで発生し続けている。
マメに感想をつぶやいてくれるユーザーのその言葉に含まれる爆笑や驚きや困惑や感動をかみしめては私は布団でバタバタしている。
私もマジで何が起きているのかはわからん。嬉しいけど。
単純に、
興味をもって実際に時間とお金を使ってやってみてそれで「
これは良いぞ」
と思ってくれているのならそれ以上に求めるものは無い。最高だ。
あなたも
幕末Rockも最高だ。
マーベラスも。
ただ、惜しむらくはこの作品は公式から「ファイナル」宣言が出されているところだ。
完結しているのを「集めやすい」と思うか、「ハマっても進展がない」と思うかは人それぞれだ。
でもまずはやってみてほしい。声優の方のライブでも、
舞台のほうでも、ペンライトは好きな色にすればいい。
パセラとかいってでかい画面で見れば良い。
円盤に記録された映像から熱気を感じ取れたら、あなたはもうRockしているのだ。
まずは燃えてから、アツくなってから考えてほしい。考えるな!!!!!感じろ!!!!!!!!
でも今年もプリロール(コラボケーキ)が出る。カンバッジもついてくる。意味が分からない。俺らの魂は生きている。
公式ノベライズは盛り上がりすぎてつい最近になって
電子書籍にな
ったし、
アプリは問い合わせが殺到したらしく「現在の対応機種以外も対応できるようにやってみます」というしばらくぶりの公式のツイートからその後、
マジで私の使ってる
タブレットまで対応機種になった。
ファイナル宣言してても公式は生きているのだとかみ締めた。思えば特にお知らせすることもなければツイートすることもないのであった。うっかり。
完全な「死」とは、全てから忘れ去られてこそ訪れる。
ファイナルとは死ではない。
もうなんだかわかんないけど
幕末Rockをプレイしてください。
Rockを感じることができたあなたは、どこかでその音を口ずさみ、キャラの言葉を思い出し、鯉の絵を見て「龍馬さんっぽい」と思ったり、
「Rockの絶大なパワー、共に感じないか」と話しかけられた際には「勝手な事言ってんなよ。そんなモン興味ないね」と返すことだろう。
楽しいことは人生に一つでも多いほうが良い。
(この文章中の当て字は全てよみがなの方で統一してます)