ダブルピース日記~推しに健やかであってほしい~

脳直で物を言う地方在住の半茶の間。2018年は遠征できないので何も口を出す権利がありません

物をつくるってむずかしいなあ

推しは舞台の真っ只中だが私は私で連勤術師なのでヒマな昼休みの間に同人の原稿作業について日記を書こうと思う。
出先でも文章が書ける、メールや着信がきても文面が消えないとは良い時代になったものだ。ホムペ時代とかつらかったな。
 
時に置き去りにされたVistaで放置しすぎてなんか永久ライセンスになってたクリスタを起動させ、
家にあったもうインクが売ってるかどうかもわからないプリンターに鞭を打ってアナログ原稿を読み込ませた
ペンタブという文明が一時は栄えた私の原稿だが、今では接続するだけでフリーズしてしまうのでマウスで気合で行った。トーンとかバケツだしどうせ。
 
世の中はデジタル主流だが、いまだにアナログ作業だ。手間がやや多いけど便利な部分もある。
「ペンタブほしい!」とクリスマスにペンタブをねだったあの日からなんかもう10年くらいが経過するけど、その中でやりようによってはツールはなんでもいいというのに気づいた。
というか学校の部活動で一緒だった奴がペンタブを買って得意げにされてカチンと来たのと、そいつが便利な道具を持っているのに持っているだけで一向に物を作らなかったのに腹が立った事から来る反骨精神かもしれない。
便利な道具を持っていても使わなければ意味がないのだ…
 
アナログの利点は、原稿が三次元に存在することだ。
私の場合は停電、落雷、ほか災難でデータが消えたとしても線画とベタが紙の現物として残っていて、
表紙も今のところアナログカラー作業の為それぞれが線画・原画の状態までバックアップされてるのと同義だ。
現に外付けHDDがやられて中のデータが取り出せない状態になった中でも原稿の原画は残っており、完成原稿ではないものの再度の作業をすれば復帰させる事が可能だった。
紙とペンがあればどこでも書けるし、ツール・電源・機能に依存しない腕っぷしタイプなのが良いところだ。
 
アナログの参っちゃいますねぇポイントとしては、燃料切れが怖い所だ。
紙とペンがあればどこでも書けるが、紙があってもインクがなければ即死だ。もう血液で描くしかない。
なんだっけこれ、なんかデジャヴュだな。血液のインクってなんかマンガでなかったっけ…思い出せない…モヤモヤ…
 
この点、デジタル作業は初期投資はかかるものの長い目で見たら買い替えまでのリミット(物理でもなんでも)でその分以上に回収できると思うのでそこはめっちゃ良い。
私の場合デジタル導入となると全部買いなおしなので石油王になったら即導入すると思う。インクがなくとも血液で描かなくていいというのは良いと思う(?
まあアナログが気に入ってるからアナログやってるだけなんですけどね、インクが出す予想できない動きとか面白いし、難しいこと考えずに目で見た物が全てだから私に合ってるんだと思う。
今の子はアレだね…初期装備がペンタブだったりするんだよね…こわ…恐るべき子供たちじゃん…
 
 
 
な~んでこんな日記書いてるかというと、年単位での空白の期間のち今同人誌を作っているからだ。
わ、私はこれを今までどうやってやってたの…?
気の遠くなるような作業じゃん…若さ…?
もう遠征で長時間座ってるのもそれだけで体力削られるし普通に夜とか眠い時多いし
「徹夜は死ぬぞ!」という注意喚起が出回って久しいので徹夜はしてないけど、昔は休日に朝まで落書きとかして朝になったら寝るとかよくやってたな…
今ではもう無理だよ…夜中のポテチで胃もたれするし…
エナジードリンクは元から信用してないし、徹夜しないと仕上げられないのは私のスケジュール管理の悪さなので別のところをカットして時間をつくるしかないのよね。
無理して身体を壊したら元も子もなくなって、それから先を楽しめなくなるのも嫌だし。
時間を金で買うか、「とりあえず出す」というラインに落ち着くか、結局は趣味なので…
「趣味の釣りをしていて大波に襲われて水難事故に」とかとはまた違うんですよ。
「出します」といったからには出したいけど、契約でもないし約束でもないし、「個人用に作ったものですがもしご興味がおありでしたらおすそわけします」の精神で行く。
 
なので世の同人作家さんも無理せず自分が楽しめる方向で行って欲しい…
でも難しいよね、出せない事、自分の口から出たことを実行できないことのほうがストレスに感じてしまう人もいるだろうし、
宣言することでそれが支えになる人もいるだろうし、一概には言えないけど身体は大事にしてほしいなあ。
 
そんで私も印刷所に入稿して遠征しての同人活動を始めてから4年くらい。
四年かあ。結構な時間が経過してるなあ。
私の周りでは同人を卒業する人も居ればご結婚、ご出産される方も居てオフラインでの紙媒体発行から遠のいた人もジャンル問わずけっこう居る。(相互の知り合いだけでなく一方的に見ているだけの人も含む)
なんか急に熱帯魚沼に行った人も居るし、洋画に走った人も居る。みんな元気そうだ。
寂しいっちゃ寂しいけど、今でも同人の荒野を彷徨って古書店で入手した本の奥付の死んだメアドにそうとわかっていながら感想を送ったり
放置サイトの拍手を10回押してみたり動いていないピクシブアカウントをフォローしてみたりしているので、生存確認が出来るだけでも嬉しいのだ。
10年前の本とか、それから今日に至るまで全国各地で災害とか事故とかがあったりまた別の事情とかでご本人の生存すら不確かだから、
とりあえずご存命で愚痴などを書かれる体力があるというのだけでも確認できればうれしいのだ。
上にも書いたけど、身体は大事にしてほしい。突然降りかかるものを避けられないということも多いはずだけど、どっか1個だけでも元気であってほしい。
お絵かきとか、文字打ちとか、読む側でもいいし、出かける元気でもいいし、おしゃべりするのでもゲームでもいいから、何かを楽しむ精神という所が元気であってほしい
 
特に問題の無い人でもノンストレスで過ごすのが難しい世界だ。
マシュマロという人にやさしいサービスができたかと思えば、日本人特有の言葉遊び(皮肉)でその穴を突いて嫌味を言ったり、元気ハツラツな振りして陰湿だったりと散々らしい。
もうむしろ本文をマシュマロだらけにしてでも特攻してくる強靭なユーザーもいる。(マシュマロ運営さんお疲れ様です)
お題箱一本だった頃と比べればフィルターやブロック機能が充実しているし自衛のしようもあるけど、守れると言う事は攻撃できるということでもあるので終わりはないと思う。
私は大手ではない方の二次創作同人野郎なのでピコ二次創作同人をベースに話をするが、やっぱりどこまで行っても趣味なのだこれは。
これを主な収入としている人もいるかもしれないが私はその世界の事はよくわからないのでとくに語れることは無い。
同人って趣味ってすごく特殊で、「売上」が発生する。
言い回しやシステムは違えど販売という形式のやり取りが発生する点においてはハンドメイドやほかクラフト関係と似ているかもしれない…けどこっちも今はよくわからないので触らないでおこう。
あくまでも公式からのお目こぼしの上で成り立っているので、人の著作物であからさまに利益を得て雑誌の裏表紙の幸運のブレスレットの広告みたいになっているのは問題だけど
かといって無銭で回せる趣味かと言うとそうでもない。無配だけで参加しているサークルさんはどうなってるんだあれは。支払わせてくれ。
 
主にかかるのは多分、
サークル参加費(申し込み費・決済手数料・チケットの送付手数料もあればそれも)
印刷代
現地までの交通費
設営に必要な備品の購入費
会場からの搬出費用
 
あと必要なのであれば入場料(パンフレット代)、主要都市に行くまでの交通費(飛行機・鉄道・船舶など)、宿泊費用とかだと思う
ここにお買い物予算とか現地の食費とかが入るけど、それはまあ単なるお財布からの個人的な出費なので含まない。
田舎のイベントみたいに印刷代と諸経費含めても数千円とかそういう単位では利かない出費だ。新刊を三冊出そうものなら足に塩ふって焼けた炭の上を歩くしかない。
 
突き詰めるともっと厳しいところや単純でない部分があるけど、利益を出すのが目的でない活動ならトントンなら良い(?)訳で、逆に言うと採算が取れないと厳しい活動だと思う。
だって趣味だから。印刷代も、諸経費も、全部自分の財布から出るから。誰も支えてくれないし財布を支えてもくれない。
赤字になったところで趣味なので補填はないし、ただの出費に過ぎないかもしれないがその出費こそが大きかったりもする。
「楽しければOKです」という人も居るだろうし、それは大いに結構で私が何か言うところでもないと思う。
何に対してでも、「そうでない人も居る」というのは念頭に置かなければいけない。
「あの人がこれをこうしていたから、この人もそうであるべきだ」というのを通すにはここはなかなか厳しい。勿論道徳や社会的ルールに反していれば別だ。
 
参考頒布価格や平均頒布価格はあっても「定価」がない。
20Pで400円の人もいれば、40Pで500円の人も居る。
発行部数によってかかるコストも違うが、その人がどういう経路で参加・活動をしているかによって違って良いと思う。
次の活動をするためにコストをトントン(プラマイゼロくらい?)にする必要があるのなら明らかな高値でなければそれでもいいと思う。続いて欲しいし。
マイナスというのは精神面にも経済面にもチリツモしてしまうもので、承認欲求が多少でもあればダメージに直結してしまうと思う。
何事においてもリカバリできる程度であれこれをするのが一番いいのだ…
好きな作家さんのフルカラーイラスト同人誌が60P?くらいで2000円しなくて、「これでいいのだろうか、フルカラーだぞ…」と思うときもある。
完売した時だって、素直におめでとうと言いたい。入手できなかったら歯茎から血が出るくらい悔しいけどさ~~~!!!
再販貧乏というものがあって、例えば同人誌を100部頒布した、完売した。
その後に「買えなかったので再販してください」とのお便りを頂いて再販をしてもその本を欲しいと思っていた人が101人だったら同じく100部印刷したら99冊余ってしまう(こんな極端な事はないけど)
作家は在庫を抱えることになる。通販への委託や以降のイベントに回すというのもあるだろうが、初速ほどは出ないんじゃないかと思う。単純に負債になってしまう。
 
先日ツイッターで見かけた件だと、結構な分厚さの同人誌が完売して、都合あって再販はしないことにしていたけど転売がひどいので再販します、私から受け取ってください、といった流れがあった。
大変なことだ…もうなんて英断なのだと思った。転売から買うくらいなら買わない、と決めた人もいるかもしれない中、ご本人が再販しますって言うって…
これすごいことですよ…どこの印刷所でどれくらい印刷するかで全然違いますけど。印刷代って安くないですよ…分厚ければ分厚いほど上がるし…部数が少ないほど原価も上がるし…
もう嬉しいけど決して無理はせずに楽しく過ごせる方で行って下さいと匿名から投げるしかなかった。俺は弱い。
金、金、というものでもないが先立つものがないと印刷もできないのだ。南無~
 
匿名のメッセージも良し悪しで、
気持ち悪い文章を書いている自覚があるので人間関係のためにも是非匿名で送りたい」という時や、「こっちを認知してはいないだろうから、FF外から長文を送りつけたら怖いかもしれない」とか、
文字数がツイッターじゃ足りないからもうマシュマロのほうがいい」「とにかく感想が送りたいのでもうなんでもいい」という使い方もあると思う。こっちがメインじゃない?
 
幸い私は中傷のメッセージを受け取ったことはないが、よく好きなキャラを赤ん坊にしてしまうので以前に
何でも赤ん坊にしますけどそのキャラのこと本当に好きなんですか?」とやわらかく言うとそういう旨のメッセージが来た事がある。
馬鹿野郎お前今がこんなに可愛いんだから昔も可愛いに決まってるだろ、私の腕がないばかりに赤ん坊の良さが伝わらなかったとは申し訳ない…
といった気持ちでもっと赤ん坊を描いたし楽しくてせっかくなので漫画同人誌にして頒布した(ごく小部数ですが完売しました、ありがとうございました)
メッセージを受け取ってダメージを受けるのではなく軽く炙って一味をかけて食う人間も居るので、送信する側も気をつけて欲しい。
 
転売ってなんでするんだろうなって上の文章書いてて思った。
同人イベントに行けないから?通販がないから?それで買っていいものなのだろうか。
あと「通販が出来ないから転売で買う」という人はその転売をどこでどうやって受け取るのかがシンプルに気になる。
それから、通販委託業務を請け負う企業でも作者でもないどっかのなんかよく分からん人に氏名、住所を送信しているけどそれはいいのだろうか。
数百円で自分の個人情報を知らない転売おじさんに流しているかもしれないが、いいのだろうか。
 
会場頒布価格が600円の本が転売先で1200円で売られていて送料別でも込みでも手数料があっても転売者の手元には600円がプラスで入る。
購入者は遠征の交通費や手に入らないことを考えればプラス600円なんて、と思っているのかもしれないが、
その間に入っている転売おじさんは線の一本も引いてないしベタも塗ってないし、健康ギリギリで粘ってもいないし完成までの時間のために何もしていないのである。
見知らぬおじさん(仮)に上乗せで支払って読む同人誌はさぞ楽しいことだろう。
 
加えてその本が成人指定だったケースで、頒布会場では身分証の提示をもって、通販サイトでは年齢登録をもって年齢確認をしているが転売の場合はそれがない。
未成年が成人向け作品を作者の意図・関与しないところで購入してしまう恐れもある。
これで作者がなにかの責任に問われても、転売おじさんは知らん振り、購入者も知らん振り、会場でしっかりと年齢確認を行って成人相手にのみ頒布をしていたのに作者だけが被害を被るのだ。
マジでやめてほしい。私は今日も明日も元気良くスケベが読みたい。恨むなら今この時代に成人になっていない己を是非恨んで欲しい。
 
っていうかあからさまな小部数煽りとか牛歩戦術とか利益重視でないまっとうな活動の人なら、
「並んだのに買えなかった」は「もっと早く来ればよかったね」で、「この本高くないですか?」は「じゃあ買わなくてよくないですか?」、
「あっちはこの価格だった」は「じゃあそちらでどうぞ」、「未成年だから買えません」は「そうですか、未成年ならお渡しできません」でいいのだ
 
人間の心ってのは案外すぐにポッキリいったり慢性的に疲れた状態になってしまうので、それで筆を置かれてしまいたくない人がいるのなら相手の事を考えた発言や行動をして欲しい。
お客様isGOD根性が無意識にでもある人間を相手にするというのは大変だろうと思う。
なんでもかんでも都合を理解してもらおうとするな。というか誰なんだ君はってレベルが大抵だと思うよこれ。
 
私の悪い癖で話題があちこちフラフラしているけど、なんだろう、何が言いたいんだろうこれ。
まあ、何だろう
作る側は心身・経済・生活を脅かされないように活動してほしいし、買う側は書き手もごく普通の一般社会で生きている人間なのだと言うのを忘れないでほしい。
お金の事も、本を出せた出せないのことも、返信や対応のタイミングや時間についてもだ。
24時間があって10時間を労働やそのための準備や移動に使っていろいろまとめて3時間くらいを生活維持に使って6時間眠ると使った時間は19時間、
健康を維持するのに6時間はギリなのでもうちょっと寝たら一日3時間しか原稿には割けない。週休二日をフルに原稿に回せる人がどれくらい居るだろうか。
主婦の方なら24時間営業状態だし、学生さんなら勉学にプラスして労働も入ってくるだろう。
 
仕事じゃないのだ。全部の部分でなくともいい(無理だし)から、どっかしらを気楽にやってほしい。
 
ああ…思い出した…大掃除の時に同人誌が入った箱を持ち上げたり下ろしたりしなきゃいけないんだ…
うちがもっと広かったらフォークリフト導入したい…腰が…腰が…
 
 
余談だけどキャノンのプリンター&スキャナーでインク切れで機能が使えなくなったら機種によっては印刷キャンセルボタンか何かを長押しするとインク無視して使えるようになるよ(自己責任で)