ダブルピース日記~推しに健やかであってほしい~

脳直で物を言う地方在住の半茶の間。2018年は遠征できないので何も口を出す権利がありません

生まれて初めてスーパーライブに行ってきた話と己について考える

 


今日も脳から直接アウトプットしようと思う。

 

皆さん、「仮面ライダースーパーライブ」というものをご存じだろうか。
私は知っていたような知らなかったような気がします。
結論から言うとすごかったです。実質無料でした。

要するにヒーローショーなんですけど、地元に今放送中のライダーのショーが来るというので
日劇場版を見て平成ライダーへの熱情(パッション)が炭火から爆発に至りそうになり、
この日ならどうにか、と仕事を調整して終日休みにしてチケットを取った。
「まあ子供のための興行だから満席になりそうだったらやめよう」とか思ってたのに、
開催数日前になってもS席が買えたので買ってしまった。3000円プラス発券手数料。
二度見した。

一回八千円くらいの演劇チケットならもうノールックで買ってしまうものの、
いざ手元に来た額面を見たら「!?やす」となってしまった。
それもそうだ、これは子供のための興行、当然保護者もいる。じゃあ安価(比較的)なのはおかしくない。やす…


どんなもんだろうかとジャスコでのヒーローショーでしか経験がないなりにそわそわしながら当日を迎えた。

 

現在では記憶がおぼろげな部分も多い物の、私は女児向けとされた作品よりも平成ライダー前半で育った。
無常や理不尽や孤独、優しさや強さ、そして人は案外急に死ぬし敵にも敵なりの正義と信念があると学んできた。
クウガから見ていた。そして物心ついて記憶にはっきりと残っているのが龍騎だ。


ご存じ龍騎、劇場版など新しい試みととにかく多いライダーでご存じの方も多いのではないだろうか。
私の赤青キャラ推しはここから始まっているのではと思うほど深く食い込んでいるし話が重い。
今見直してみても思い。重いしきっちり死ぬし戦いは終わらない。助けてくれ。
逆に平成ライダー後半は仕事を始めてから視聴から離れてしまったためあまり存じ上げていない。
とにかくジオウの履修をあれから50%まで上げたのでいささかの不安と以前よりもある自信をもっていくしかない。

 

幸いにも台風はまだひどくなる前で会場最寄りからテクテクと徒歩で向かった。
商業施設が並ぶ地域だが、会場に近づくにつれてちびっこ濃度が高くなる。
なんなら前を歩く子供は全身をライダーファッションで固めているし、さっき横断歩道で合流してきた子供はライダーキックの最中に完全に空中に静止する練習に余念がない。
そういったこどもは増えていく。どんどん合流して、会場入り口で山となった。
オープン15分前ではあるもののすでに長蛇の列だ。「こどものための催事だしな…」と物販もそこそこに見ていたので、正直油断していた。
入場後に物販があるため物販目当てか、単純に子供連れだから早めの行動を心掛けたのだろう。とにかく長蛇も長蛇だ。びびる。

会場内の地上と地下とをとぐろを巻くように作られた列に並び入場を待つ。ちなみにこの後物販列が再成形されたが、これもすごかった。


子供はノンストップだ。空腹やトイレも訴えるし、踊るし歌うし、常にどこかしらで誰かが変身している。
子供向けジャンルに足をつっこむとわかると思うが、子供というのは親がいかに見ていようが抑えようとしようが制御などできない。お疲れ様ですほんと…

 

あと「おれは男だから女子のトイレにはいかない」と足を猛烈にクロスさせながら抵抗する男児に対し、「俺は漏れそうだから女子トイレに行くぜ」と言い切った君、かっこよかったよ。

なんやかんやあって「これが買えればいいかあ」と思っていた平成の1号ライダー集合絵のタオルを購入し、座席へ。S席なかごろの通路でした。
身軽な子供に対して子供の荷物も物販も持たなければならない保護者の悲哀がよく見えて本当に大変だなとしか言いようがない。

詳細なストーリーはあんまり書かないでね、みたいな事が公式に書いてあった気もするのであまり書かないが、
ステージは二段、スクリーンが設置され、レーザーとスモークの設置など標準的なライブ設備の簡易版のような感じだ。

 

開始したらもう、すごかった。
「司会のお姉さん」を久々に見た。

お子様へのお願いはよく聞きやすい通る綺麗な声で、保護者へのお願いはトーンを落としてマジに、プロってすごい。
しっかりと物販の告知もして、お姉さんは去ってゆく。そして本編が始まる。
舞台は黙って静かにじっとして、が基本だが、これは違う。全編応援上映。応援はライダーの力になるから、いつでも「がんばれ!!!!」と言ってOKだ。


そして私は開始数秒で白目を剥くこととなった。
前述の通り、「とれなかったらあきらめよう」くらいの期待値だったので公式サイトも日時と物販、興行についての諸注意くらいしか見ていなかった。
推しライダーが普通に出てきて奇声を上げる所だった。これについては後で書く。

 

セリフの言い回しやストーリーは「テレビえほん」くらいの簡単なものだが、内容がないわけではない。普通におもしろい。なんだこれ。
あと敵サイドの造形がやたらいい。あの敵はイベント限定エネミーなのだろうか?ボスがすごくかっこいい。
敵の幹部のキャラ構成も敵たるパターン構成の基本に忠実なものではあるものの、それだからこそできる運び方もあり完全に油断していた私は一気に心がキッズになってしまった。
ソフトなアクションが続いたと思ったら2m下に落下→立て直しをして見せてくれたり、普通に「おおっ」となる動きも見せてくれる。
会場の大人の「おお…」という低い声が何度も上がる。

演出は特効がない分シンプルの極みに見えるが、
変身や転換のすべてが人力でありながらも熟練の手品のように綺麗に決まる。

本当にライダーが消えたり、出てきたり、フォームチェンジしたりするのだ。

その上にある平成ライダー前半のファンにも優しい(厳しいんだけどさ)展開に心臓が捻転しそうだった。


そしていいところで休憩タイムに入る。二時間程度の上演だった気がするが、子供の忍耐力と膀胱は待ってくれない。
私の衝動も待ってくれない。私は物販に走る。LinkedHorizonの時に来たことがあるので最短距離を競歩で移動した。
「ペンライトをください…」と言った瀕死の私にも物販のお姉さんは優しい。”仕事ですので”というワードのありがたみを感じる。
物販はまたも長蛇の列だ。ライダーと握手ができる権利がついているおたのしみセットのせいらしい。
ちなみにこの握手会の権利が入手できるセットは休憩後には完売していた。「こどもが優先」と思って買わなかったのは正解だった。

 

着席し、点灯確認をし、しばしのイベントタイムとお姉さんのアナウンスの後に後半は開始された。
嵐のような時間だった。お、おもしれ~~!!!
あとこのペンライトすげ~~~!!!なんでつけっぱなし推奨なのかと思ったらこれ、制御入ってるすげ~~~~~!!!!!
ガンバレー!!!ガンバレー!!!!とひっきりなしに聞こえる会場でライダーは最終決戦を迎える。
テレビ放送なら折り返し地点くらいにあるであろう定期敗北もはさみつつ、序盤は雑談も多かった客席が応援する声だけになっていく。


こんなにピュアな空間があるのかよと泣きそうになったところで別の理由で泣きそうになった。
自分が居る座席から見える位置に、推しライダーがいるのだ。後方10席ほど挟んではいるものの、そこに「いる」のだ。
ギエッ!!!!!!!!
前を見たらいいのか、後ろを見たらいいのか、体をひねってテニスの審判に転職するレベルで左右を見た。


舞台では決着がついた。それはしっかり見た。そして振り向いたらもう、推しはいなかった。夢だったのだろうか。

そして私は、午後の部のチケットを買った。奇跡的に同じ縦列の後方が残っていて、イチかバチかだとそこを買った。
午後の部、その席はドンピシャだった。申し訳ないが、午後の部は現行ライダーよりも彼に注目した。
ほとんど真後ろに立った推しライダーはボロボロだった。あちこちが割れ、剥がれ、傷だらけだった。
ここで「うえっ」とでもなれば私もいっぱしの大人だったのだろうが、もうなんか変なスイッチが入ってしまったので
「あれからずっと戦い続けてきたんだな…!!!!」「私の知らない戦いがあったんだ」「戦いはまだ終わっていないんだ」と勝手に感極まっていた。

 

推しライダーは公式ホームページでは「このほかにも ライダーがでてくるぞ」的にまとめられているので名言を頑張って避けてきたが、
電話を掛けてエンディングを選ぶタイプのライダーだ。そりゃ涙も出るわ。まだ戦ってるんだもん(?)
とりあえず正気の状態でボロボロになってるんだもん。そりゃ現実といろんな物を混同して泣くわ。

ショーは終わり、ペンライトを握りしめてライダーたちを見送った。
お姉さんが握手会のお知らせと誘導をしている。子供たちの元気な返事が「俺はライダーと握手をする」という意気込みを感じられていい。


私も返事をした。手元には握手会セットがあった。もう子供のためにとか言ってらんねえ。俺は概念ライダーと握手をするんだ。

 

 

■そして握手会へ
「前に並んでいる家族の連れのフリをするしかないのか…」と思っていたが、私の中のソフビ抱きしめおじさん(前の記事参照)がビンタしてきた。
何も恥ずかしいことではない。一生に一度、会うか会わないかの観客に何を遠慮する事があるのか。堂々と行け。
私の中のソフビ抱きしめおじさんは今日はゼロノスではなく、マント付きの方の仮面ライダー騎士を抱きしめていた。限定だったので持ってないやつだ。

堂々と並び、三次元推しに接する時と同じように手のアクセサリーをキャストオフし、荷物の上げ下ろしで鍛えた腕に握手会セットの袋をひっかけた。

 

ら、らいだーだ!!!!

スタッフさんたちが速度が遅すぎも早すぎもしないように適度に調整している。握手というよりも掌の握り合いだった。
分厚いはずのヒーロースーツは熱かった。中にはしっかりと人間の手があった。

もう蒸気がすごかった。割れたところから汗が出る出る。汗飛んでくる飛んでくる。

前のお母さんが退場後に「汗…すごかったね…大変だよあれは…」と言っていた。

すごかった。
仮面ライダーなどの等身大ありのヒーローもののいいところはここだ。

ふわふわのマスコットキャラは中に人間の手があると子供の夢を壊しかねない。
しかし彼らは生身の人間であるという前提があるため、ガッチリと握手ができる。


わーうれしい!ではなくもう、そぉい!そぉい!という勢いで手を握ってきた。
順に、若手俳優のイベントのように、懇親会のように、業務締結した先のように、ただのファンのように、そして最後、仮面ライダー1号には
かつての幕末Rockのリリイベの時の山岸さんの時の勢いで握手をしたら1号も ガッチィィイイ!!!!と握ってきたので笑顔になってしまった。
大人なのでスマートに退場した。

興奮でホッカホカになったので台風由来の雨にでも打たれてやるかと思ったら、一滴も降ってなかった。

ああ…いい…日だ…(グッズが濡れなくてよかった)

 

------------------------------ここからは考えた事とそのメモです----------------

 

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東京喰種 【S】をみにいったぞ

ネタバレと興奮の記事です。無でいたい人は閲覧をご遠慮ください。
ネタバレといってもこの「実写」東京喰種の2作は実写映画界隈にありがちなむやみなキャラの追加やお涙頂戴、
盛り上げのためだけの恋愛要素とかそういうのではなく原作単行本を持った監督が殴りに走ってくるようなものなので、ネタバレらしいネタバレはあんまり感じてません。でも気になるなら見ないでね。

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仮面ライダージオウ Over Quartzerを見に行っておじさん号泣の巻

■この記事はネタバレ、魂の叫びなので文脈や細かいことを気にする人やまだ見ていない人、心が悪い意味でキッズの人には閲覧をご遠慮いただきたく思います。

 

仮面ライダージオウの履修率30%程度の人間が勢いで映画を見に行って不意打ちと諸々で涙した話です。

 

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金がねえな

 現場から遠のいて、手元にお金があるので「あれっ何か支払い忘れている…!?」と不安になる日々です。もう飛行機もチケットも払ったぞ!!!

 

 ■

今は昔、 「2000万円の貯金がんばってね」と言われているそうな。

まず老後までに2000万を貯金するのにどれくらいかかるのだろうか?

一ヶ月五万(!?)の貯金としても12ヶ月で60万。

33年くらいかかるらしい。ん?あってる?数字が5個以上並ぶともうわからねえな

33年ってそもそも生きてるんだろうか。

一ヶ月5万で無邪気に計算したけど、一ヶ月に五万円を貯金できる人がどれくらい居るのだろうか。お気づきだろうが半分にすると期間は倍になる。

貯金しきるというわけでもないと思うのでとんだどんぶり勘定で話をしているが、

それでも今20歳の人は33年コースだと53歳になる。

定年ギリギリ、保険ありでも途中で怪我や病気などになれば各種助成を受けても一発アウトではないだろうか。

年金なんかもらえないよ、と言う大人の中で育ったので年金と税金を(保険料君は大好き。病院が安くなるから)毎月のカツアゲとしか思っていない。なので「この野郎」とは思うものの、最初からなかった信用は失えないので怒り以外は無感動だった。

 

利益も出ないのに初期費用とフランチャイズ料だけは取っていく企業のようではないか。

 

初期投資500万!年収一千万も夢じゃない!といううたい文句があったとする

 初期投資は確かに500万、サポートあり。同業者もいる。しかし、しかしだ

売上や収益でなく年収と見ると、月収は割って、ぶれがあるとして80万円台。

ということは店の運営(フランチャイズ料・家賃光熱費手数料など)を抜いて、自分の給料として月額80万円を確保しなければならないという事ではないだろうか?

ならば月間の総売り上げは100万円以上~150万円程度では?

当然ながら職種にもよる話だ。そして「年収一千万」なので、人を雇えばもっとかかる。

単身でやったとしてもだ。月間24日を労働にあてるとすると日割りで62500円?あってる?の収益が必要になる。これが最低ライン、売上が良い日に対して「貯金」という考えは捨てなければならない。

これが回収できなければガラガラと足元が崩れていく。

な~にが年収一千万!だこの、「ただし月間これくらい集客した場合です」って書いとけこのやろう、それが出来ると思ってんのか本気で、といったところである。

 ちなみにこの状態が続くと途中で切る判断をしないといずれ資金ショートして破産する。

 

出された計画、理想、すべてが架空だと思わなくてはいけない。

だいたい、老後に2000万必要!という触れを出して

「じゃあいつも使っていたこの娯楽用の20000円は貯金しよう」となれば、

それを100人がすると200万円、1000人がすると月間2000万円の現金が消費されなくなる。またどんぶり勘定でごめんね。銀行に預けたら運用とか有ると思うけど額面だけ見てね。

 

5ヶ月で一億円分の買い物客が消えてしまう。売上が悪ければ多くを雇ってはいられず、廃棄が多ければ入荷を絞り、人が不足すれば営業時間は短くなり、稼働時間が短くなれば見込みの収益も下がる。そして元気がなくなる。

 

どこにそんな金が、と叫びたい人は叫んでいいよって法律を作りたい。

保障が保障に思えない時代、将来を出されると守りに入るのは必然だろう。

しかし守る盾がない、術がない。どうすればいいのかわからない。

そもそも納税が始まる年齢になるまで税金と年金について考える人間がどれくらい居るのかも不確かだ。私は納めろコールに対して「おう、ハガキきたけどこれ架空請求とかじゃないよな」と真剣に放った事が有る(いい思い出です)

 

「お察し下さい」の悪用をマジでやめて、時給あげて、買い物も貯金もしやすくなってくれないと未来なんてない。

賃金を上げれば「ここで働こうかな」と思える。お金がなくて生きていけないならお金を得るしかないので、どこでいくらで働くのかはかなり重要だ。

介護も、幼稚園なども、人手不足の上に少子高齢化に必要ならもっとそこにいる人材を大切に扱うべきではないのか。何故手取りあんなに低いのか。

思考回路が双方向に独特になっている、働き盛り世代より格段に自分の感情に素直な上に体も比較すればあまり思いのままに動かない人達相手に上から下まで世話しとるんやぞ。しかも自分の身内でもなんでもない人類をよ。軽んじすぎ。

経費が上がると利用できなくなるから、っていうならそこもまた所得が上がれば解決できるんだよな。

積極的に金の話をしないと。いじきたないとか、みっともないとか、そういうのはそれが通じる年代だけで楽しんでくれよ…

金がかかる時代ってわかってるんだからさ、じゃあ払えるようにさせてくれよ…

経済が

年齢×千円が毎日入ってる財布、大企業に入らずとも実現させてくれよ…

でも毎日入ってたら、アホだから毎日幕末RockのBOX買っちゃうな…

オッ…経済が回るな…?

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それでは今日はこのへんで。

次回、「”老後の楽しみ”って言葉がクソほど嫌い」でお会いしましょう

今日の外付け

「今日の外付け」は頭をすっきりさせるためのコンテンツです

(今日はちょっと普段のオタク記事とは違うよ)

考えながら記録しているので今回も話がドンドコ飛ぶ。正気で読むな。

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【ネタバレ】「プロメア」を二回見た後の私のメールの下書きです

前情報なしでプロメアを見に来た私「え!?リオ”くん”!?」
 
幕末Rockのオタクに刺さる」と信頼できるフォロワー筋が言っていたので、上映期間がのこりわずかと聞いて慌てて仕事終わりにレイトショーに駆け込んできた。
結論から言うと「すげえのを浴びたな」です。
 
ここから下にあるのは初回・二回目の私がメールの下書きにメモした当時の叫びを合体させたものを誤字脱字のみ修正した物で、誇張や幻覚と私の解釈を多く含みます。
あと書いた時にはパンフレット売り切れてたからパンフレットの掲載情報も知らない状態で書いていました。
興奮したオタクの生のグルーヴを分かってくれる人向けです
 
ネタバレしかないのでまだ見ていないと言う人は読まないで下さい。
「DVDまで待とうかな~」という人は家に映画館と同等の音響や画面がないのであれば6月20日(おおよそ・映画館による)までに映画館で2000円出してチケットを買って観てください。2000円出してチケットを買うと100円玉をもらえます(?)
 
「急にこのページだけ開いたから読んでしまった」とかも受け付けないよ。ページ名くらい確認しな!

レッツゴー茶の間



あれ、と思う。”茶の間”って差別用語だったのか…と。

 

 

推したる俳優を見つけてから2年ほど、推しのツイッターを凝視しチケット取りに奔走し飛行機をぶっとばして観劇していた。
しかしそれももう遠い昔、昨年と今年は「茶の間」を決め込んでいる。
色々と強いられる事に疲れたので別の事(人生の立て直し)を優先させて、今も以前のように通おうとかそういう計画はしていない。
抽選申し込みをしたものの予定の調整が叶わず、可能であった場合には無念と流したチケットも人に渡したチケットもある。
推しの個イベなんかもう当たったのに、当たったのに 当たったんだよ 当たったつってんだチクショー!!(同担さんに託した)
推しがフリートークしたり歌ったり推しパネルがあったって聞いてエーンエーンと声を上げて泣くところだった。いい大人なのに。


それはそうと昨日かおとといにおめでたのニュースが出た。某グループの元アイドルと2.5中心の若手俳優が結婚した。
デキ婚という見出しが大きいが、自分はただの一般人なのでニュースや公式発表以外の情報はしらない。
しかしながら、共演きっかけというのは公に向けての説明用かもな、関係者はとっくに知ってただろうな、
発表している事が全てじゃないだろうな、などと思いながら報道を眺めていた。
セーラー服と教室が良く似合っていた女の子が仕事でなくウェディングドレスを着るかもしれないとなると、部外者ながらドキドキした。

一方でファンの皆様が取り乱されているのは間違いない。私にはその心中をお察しすることは不可能だ。他人事をまた他人事として聞いて欲しい。
みんなの物として共有していた人が、自分(もしくはファン)以外の一人を決定的に愛しているという姿に耐えきる事ができるという方が珍しいと思う。
自分が推しに流していた金がほかの女の為に使われていたと考える人はなおきついのではという事象だ。
私は推しを、こちらを見る事も記憶することもないが収益があり手入れが届いていれば長く展示される、絵画のような物だと思っている。
私のこれも、他人の嘆きも、多様な尺度の中では通る考えでもあるし、同じ背景を明日は我が身と思えばヒスはギリギリ起こさずとも「ヒー・・・」とはなる。

これに関してはこの二人は「知ってるぞその名前」という程度なので掘り下げないが、この関連のまとめやトレンドで、
「茶の間は黙ってろ」という旨の言葉を見た。
「なんじゃらほい」と思った。

*
雑に説明すると、「茶の間」というのは推しをご自宅で楽しんでいる人らの事だ。
「自分は会場に行くほどではないから」という人から「どうしてもいけない、家から離れられない」「現場は怖い」まで色々と内包している層だと思う。

定義やルールはなく、そこがまた厄介だと思う。

 

しかし思う。「茶の間」って言葉はほとんど差別的に使われているのだなと。
私はてっきり「自宅で見る派」くらいな使い方だと思っていたが、案外厳しい使い方をされている。バカにしているも同然のツイートも散見された。
「現場に来ないでファンを気取る連中」くらいの扱いをされていて驚いた。
「そういう意図はない」と言いたい人は自分がどういう場面で使っているのかを振り返ってほしい。
「事実じゃん」と言いたければ、言葉自体を都合よく使っていることに気づいて欲しい。
誰が決めたか分からない言葉なのでどれもが正解でどれもが不正解だと思う。仕方がないが、仕方がないとは言いたくない。

 

「貢ぎ」というビジネスモデルが確立しているがゆえのジレンマかもしれない。
貢ぎシステムが通っている現場のある界隈では、より多くの金額を推しに支払い、より多く時間を使った人間が偉いらしい。
確かに推しが活動を続けるためには収益が必要であり、慈善事業ではないので収益が見込めない商品を延々と置き続けたりもしないだろう。
そこで生き続けるための実際に販売実績や動員実績を作っているのだ。間違いなく貢献しているといって何の差し障りもない。

 

一方で茶の間に分類されている人らは、現場に臨場していないという部分で物販を当日にぶん回したり特典の為に積んだりということはできない。
確かに必然的に、使う金額やそれの変動の自由さは現場に行って支払える人間の方が多大きい。これもまた間違いない事だ。

 

けどそれを「金も落としてない人間が意見をするな」と、黙らせる口実にしているように思えてならない。
「映像も観てないし現場にもいないのに語るな黙ってろ」ならわかる。
肝心要の推しの仕事を見ずにその魅力を語っている人間は推しの本業に対する侮辱も同然なので顔ファン以前の問題だろう。
知ったかぶり、フカし、ビッグマウスなどは論外だ。現場の話が出来るのは現場に行った人間だけいうのもわかる。

しかしながら茶の間というだけで虐げられすぎてやいないかとも思う。「ファンの資格なし」とでも言いたのだろうかと。
好きだという気持ちは課金額が少なければ口にすることすら許されないらしい。そう見える。

*
「ファンの資格」をザ・テレビジョンの真ん中らへんによく挟まってるユーキャンで探してみたけどあるわけない。
どうやら運営が発行しているわけでもないらしい。国家資格でもないらしい。ファンクラブの金・銀・銅ともまた違うらしい。
でも多額の現金を収めたうえでないとファンと名乗ってはいけないらしく、それ無しに「推し」と口にすれば四方から竹ヤリで突かれてルーマニア国境に晒されるという話だ。(そんなことはない)

資格や認定、常に他人からの許しを求めすぎているという視点もある。この界隈に限ったことではないので風土病のようなものだと感じている。

 

ただ、問題行動を起こしたり諸々を憚らぬ行動をするファンは人にそういったランク付けなどを激しくする一方で、
自分の事には病的なまでに無神経なように見える。気にした方がいい人こそ気にしないのだ。
すべてが壊れ物であることを理解して大切に扱っているファンこそ、過敏なまでに「自分は大丈夫だろうか」と周囲を見渡したりしがちである。
誰かに訊ねて、「大丈夫だよ」と言われれば安心できるという局面は人生の内に何度でもあるはずだ。なのでそれもよくわかる。
ただ誰かを好きでいるというだけでなぜこんな不安やストレスが生まれているのかが理解できない。

 

現場ではなく映像媒体を選ぶ、映像媒体をメインとして楽しむ、
そんな人を蔑みの意味で「茶の間」と呼んで捨てる人間が存在する以上は、若手俳優・アイドル、どの界隈のファンの行儀良さや
印象の平均値は一切向上しないと思う。

 

何万、何十万、それ以上を落とす太客の財布も、石油王からすれば小銭入れかもしれないのに
いつからファンがファンを品定めし、選別し、マウンティングし、自分のペースで楽しんでいる人を無自覚に苦しめる事が当然になったのだろうか。
良識ある人は人に発行元不明の資格やヒエラルキーでの位置確認を押し付けたり同調を強いたりはしないのではなかろうか。
良識を失った人間の声はなぜかいつも無駄に大きく、その声のでかさゆえに善良な人々を委縮させているのではなかろうか。
自分だけが楽しければいい、で続けた先には何が残るのだろうか。

 

ガンガンに全通してた時と、一切臨場できていない時期、それ以前のそもそも収入がなくグッズ購入もできず県外にすら行けなかった時期、それぞれを通って来ている。
そのため視点がふらついているのが自分でもわかるが、とにかくやりきれない。

 

この国だけでも南北にバカでかく、億通りの人生がある。
フカしや虚偽、違法視聴や無銭でリプライにのみ励み認知を狙う奴は別として、
好きな物(人)が今も元気に活動していたり存在している人は
他人と自分を比較したり他人を比較しなきゃ自分を持ち上げられない人間なんか無視して楽しく過ごして欲しい。
そなたは森、わたしはたたら場、十年以上前にもうその考えは世に出ている。

 

難しい事だと思う。簡単な事であれば私なんかに言われなくてもすでに出来ているだろう。
双方、腹が立つ事も多いだろうが、もっとファン同士に無関心になればいいのにと思う。
好きな物の話をしたくてもファン同士で作った勝手な壁に阻まれ、逐一様々な感情や言葉に晒されなければならないのは悲しい。
推しに対する好きという感情だけ持っていればいいはずなのになんでこうなってるんだろうか。


自分から「茶の間」と言っている方々は「現場いけないけどここで見てるよ~」という感じだろうなと勝手に思っていた。
静かに推しと向き合える空間を自分で確保できるというのは、かなりの贅沢なのではとも思う。
体調を崩して、今も原稿が完全にストップしている。思わしくない体調が続いているからこそより思う。
現場への臨場は、自由にできる現金(及び支払い能力)、終日まで持つ体力、確約された休日…
ほかいくつかの要素が全てではなくともある程度揃っていなければ無理なのだ。


そして自分が現場から遠のいてから、「でもやっぱ生で見た方が…」と思っていたそのスタイルにいいところをみつけてしまった。

DVDを入手するまでの期間におあずけを食らうのは辛抱するしかないところだが、とにかく自分の都合に合わせる事ができる。
仕事で精神がクソほど擦り切れていて「今なんていったかわからなかった」なんていうのも巻き戻しが利く。
水分摂取(私は水分が抜けやすいので二時間の断水は死活問題なんだ)も、尿意も、体調が思わしくない時のアクシデントも、
「もしかしたら」「万が一」なんて不安もなく誰にも迷惑を掛けずに気楽に推しの作品を楽しむことができる。
家からなかなか離れられない人なんかはそれ自体にある不安がそもそも無い状態で鑑賞できるのではないだろうか。
時間がギリギリということも駆け込みももちろんないので誰かの前を横切ったりドタバタすることなんか一切ない。

加えて、ファン由来の不愉快さとも無縁になれる。
キャストが冒頭で言っても聞かないスマホの電源、アラーム、着信。
じっとしていられなさすぎる奴による物音や体の動き、視界を遮られる事もない。
禁止されているはずの飲食もないし。自分は自宅にいるので飯を食いながら見てもよい。
(余談だが、隣の席の客が上演中に思いっきり水筒から水を飲んで「駄目っすよ!」って言ったら「良い良い!大丈夫!」と言われて帰宅後に即ブロックした事がある)
咳払いも連番している人らのお友達同士の無神経なおしゃべりも、推しへのアピールも見えも聞こえてもこない。

もちろん、現場へ行けるなら行きたい。しかし快適すぎた。私は演劇が見たいので、この上なく集中出来て嬉しく思った。
クソ~!!こういう楽しみもあるんじゃん~~~~~!!!って

 

推しのファンである以上は人の不幸や事件を喜べる人間にも、誰かを見下す人間にもなりたくない。
それができる人間がファンにいるとは思われたくない。
何かを下げないと何かを自慢できないような人間にもなりたくない。
自分が上がっていけば周囲は勝手に下がっていくのに、そうしないと上にすら行けない人なのかと悲しくなる。


ほんの短い期間通っていた人間の事など推しの記憶に残っていなくて当然なので、認知願望や貢ぎ金額を気にしたことはないが、
ちょっと本当にあんまりだと思う。
現茶の間であろうが臨場してようが、上のような流れがあって、それが他界隈に漏れたりして、推しが把握していないところで推しの評判をひとかけらでも落としたくはない。
ええかっこしいだとか、偽善だとか、なんと言われようが構わない。


憎むべきは無課金、円盤すら買わない、執拗なまでの無課金や公式への直接支払いなくお安く済ませてキラキラ推し生活を演出している連中と、
「●●だからいけないけど応援してます」という意味不明な「じゃあ仕方ないね」と思われたいのかというリプライを飛ばす連中ではないだろうか。
あと引退のお知らせした途端に「好きでした」っていう連中ではないだろうか。活動してるときに言ってやれよ。

 

お茶の間で円盤を見て「推しやっぱいいなあ」と思ってる人には「その推し、現場だと汗の一筋までキラキラしていてより輝いてるぜ」と言いたい。
自分は現場には行かなくていいかな…円盤で…と思ってる人には、「円盤を正規で買ってるから最高じゃん…」と言いたい

 

時間を割いて、お金を使って何かに真剣に打ち込めるなんて、オタク界隈では珍しくないかもしれないがかなり難しい事だ。すごい事だ。
私はそのすごいを、素直にすごいと言いたい。

 

このブログに国語力を求めて読む方が間違っているので、この記事も思いついたままで投稿しようと思う。
楽しいオタクライフ、遮っていいのは冠婚葬祭と天変地異だけよ。(遮らないで欲しいけど)